こんにちは、
岡田です。


前回は『歩行整体メソッドの基「生涯現役人生」』でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12365100409.html

お金と生き甲斐そして健康、
この3つがそろわなければ充実した晩年は送れない。
これを叶えるのが生涯現役というお話でした。


歩行整体は、この考え方をベースに設計されています。


今回は、生涯現役人生との関連で、
「気力・体力・知力の関係」について。


生涯現役は充実した晩年を送るための秘訣で、
本人、家族、社会がうれしい三方良しの思想ですが、

そのために役立つ考えがもう一つあります。


それが、この3つの関係を生かすことであり、
メンターからこの話を聴いたときには目から鱗で、
強いインスピレーションを感じました。


●体力がないと気力がなえる


当時30代の私は、
仕事と子育て、ボランティア活動で疲れ切っていました。


そんな時に耳にした真理ですが、
これが日常を立て直すきっかけになったのです。


当時は忙し過ぎて運動不足に陥っていました。

ですから、体力に余裕は全然なく、
仕事が終わった後は、
職場で横にならなければ帰宅できない日が続きました。


がんばって本を読んでも、
うとうとして同じところを繰り返してばかり、
ED状態にもなっていたほどです。

いくら疲れているとはいえ、
突き詰めれば原因は体力がないことです。


●気力がないと知力が低下する


私はもともと修行者タイプなので、
いつも一歩前進することに喜びを感じます。

なので、読書をしたりセミナーに行く、
こういう新しい知識が入ることは喜びなのですが、
疲れていて居眠りばかりでは話になりません。


これが、気力不足は知力の低下を招くという意味です。


このころ「このままではダメになる」
前に進まず後退していく、
という強い危機感を感じていました。


けっきょく、体力がないと気力が安定しない。
モチベーションが上がらない。

気力が低下すると知力まで落ちていく。
この負のトライアングルに気づいたのでした。



●まず気力を振り絞る


そこで気力を振り絞って、
ファイト一発!
一から体力を立て直すことに決めました。


いつのまにか、歩くことも忘れていたので、
子供たちを寝かしつけた後で、
まずは、40分歩行を再開しました。


それ以外では、
優先順位と劣後順位をハッキリさせることで、
時間を捻出しました。

頭に入らない読書を減らし、
歩行量と睡眠時間を増やす努力をしたのです。


その結果、これが功を奏して、
徐々に体力は回復していきました。

そして体力回復に比例して気力が安定し、
本を読んでも眠くならないようになったのです。


つまり、記憶力や思考力が回復して、
知力までアップしてきたのです。



そんなこと、当たり前だと思うでしょうが、
負のスパイラルに入ると判らなくなるものです。


ここで、ポイントをまとめましょう。


体力と気力と知力の関係は確かにあります。


まず、決めることが大事なので一瞬の気力が必要ですが、
重要なのは体力が回復することです。


体力→気力→知力
これが回復の道筋です。



もし、やる気が起きない、希望がない、
または、本を読んでも頭に入らないという場合は、
体力の立て直しを考えてください。


この経験がきっかけで、
治療で回復しただけでは不十分と考えるようになり、
補強の必要性を意識するようになりました。



歩行整体メソッドの第二段階は「補強」です。


87歳のご婦人パーソナルトレーニングも行っていますが、
人間の体は、いくつになっても鍛えられます。


ただし、高齢者など体力に余裕がない場合は、
リスクとリターンを考えながら前進することが必要です。

そのためには、
体の弱点までわかってくれている治療家が、
補強に携わるのが一番だろうと考えています。


体力をアップさせること。


これは、老若男女を問わず、
気力と知力を上げるうえでも重要です。


もし、気力や知力の低下を感じていたら、
体力の強化が必要かもしれませんね。



歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、
ゆがみの解消から弱点の補強、
セルフケアまで一貫した回復~若返りまでの仕組み。

第一の矢(治療)
第二の矢(パーソナルトレーニング)
第三の矢(整体歩行)

歩行整体メソッドについては↓
http://bookissue.biz/book/saiji-okada.html



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