こんにちは、
岡田です。
前回は心の健康に必要なキーワードとして、
「不快は小さく愉快は大きく受け止める」という話でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12324713130.html
今回は「心の健康と歩行力」というテーマです。

(歩行が心に与える影響)
歩行と心の健康との関係は、
一見なんの関係もないようにも見えます。
ところが、
じつはちゃんとした因果関係があるのです。
私は心身の健康のための整体歩行を指導していますが、
歩行は誰にでも始められ手軽で簡単な運動です。
しかし、他力ではなく自助努力そのものです。
だから歩行は、三日坊主になりがちなのですが、
継続して行なうことが成功すれば、
気力・活力が高まっていきます。
それ以外にもスゴイ効果があります。
1番目は精神ストレスが抜けること
2番目は何ともいえない爽快感が得られること
3番目は心がポジティブな方向に向くこと
では、説明していきましょう。
1.精神ストレスが抜けること
なぜ、歩行で精神ストレスが抜けるのでしょうか。
その理由のひとつは、
精神の疲労状態から身体を動かすモードに切り替わり、
気分転換を通じて心と体のバランスが取れることです。
もうひとつは、
歩くという運動が骨盤や背骨を刺激し、
交感神経、副交感神経といった
自律神経を整える効果があるからです。
自律神経が調整され心と体がバランスするのです。
さらに付け加えるとすれば、有酸素運動の効用です。
ストレスで老廃物が溜った体中の細胞に対し、
酸素たっぷりの血液が全身に行き渡ります。
歩行により疲労素が抜けて楽になるのです。
2.何ともいえない爽快感が得られること
歩行によって爽快感が得られる理由は、
脳内モルヒネが分泌それるからです。
『人は口ぐせから老化する』という本には、
歩き始めて15分ほどたつと、脳内モルヒネともよばれる
ベーターエンドルフィンが分泌されるとあります。
ランナーの「ランナーズハイ」も同じ爽快感です。
3.心がポジティブな方向に向くこと
前述の本によれば、
歩き始めて20~25分たつと、
「希望のホルモン」ドーパミンが脳内に分泌されます。
ドーパミンは、明るくうきうきした気分にさせ、
夢や希望が湧きやすくする作用があります。
実際に過去幾度となく体験していますが、
歩いて20分を超えた頃からマイナス気分が減ってきます。
そして、30分を超えた頃になると、
なぜか、とてもポジティブになるのです。
てきぱき歩くだけでポジティブになれるので、
どれだけ助かったか計り知れません。

(歩行習慣で心が変わる)
心の健康にとって良い歩行についてまとめます。
リラックス出来る服装で心地よいクツを履きます。
少し歩幅を広くしてリズミカルに歩きます。
時間が経過して身体がほぐれるに従い少し加速し、
40分以上ノンストップで歩きます。
こうすれば、
ベータ-エンドルフィンをはじめドーパミン、
成長ホルモン「サイトカイン10」を効率よく利用でき、
自律神経の最適化も図れるというわけです。
もちろん、そんなこと考える必要はなく、
自然と爽快感がわきポジティブになるので、
気分が明るくなってきます。
最後に「歩行力」とした理由は、
歩行による体と心への影響力をお伝えしたかったからです。
もしあなたが、
精神ストレスで悶々鬱々しているようなら、
騙されたと思って40分間歩いてみて下さい。
何回か試してみて、
調子がいいようなら習慣にしてください。
心が軽くなる人が一人でも増えますように。
--------------------------------------
☆メニュー・料金表
☆お問い合わせ・地図
--------------------------------------