こんにちは。
岡田です。

今回は、背中の痛み椎間関節周辺の痛みを
自分で治す方法の解説です。


なおし方は、
結果として潤滑が悪い部分の繋がりを良くすること。
他力編と同じです。

ではいきましょう。

(自力で治す方法)


1.腰椎・胸椎の場合

椎間関節まわりの筋肉が軟らかくなれば、
関節の動きも良くなります。

そう考えると、

背骨まわりへの適度な刺激によって、
筋肉が軟らかくなっていく、
こんな体操や運動が必要です。


繰り返し一定のリズムで、
背骨に軽度の振動や刺激が入る運動。 

この刺激によって椎間関節の潤滑が改善し、
つながりが良くなることで痛みが消える。


具体的な運動としては、
歩行整体やランニング、水泳があります。

ひろい歩幅で、
最低30分以上の連続歩行を行えば、
背骨全体の椎間関節の潤滑が改善します。

なぜなら、
広い歩幅だと背中にねじれが生じるから、
これを利用して繰り返し運動で治すのです。


走って痛みが出なければランニングもいいでしょう。
水泳はクロールのような多少ねじりが入るほうがよさそうです。


その他では、
ミニトランポリンでリズミカルに跳ぶのはよい方法ですし、

下の自律神経体操のように、
立ち姿勢で体を回転させる運動も、
繰り返し小さな刺激を加えることで潤滑を改善します。




大きすぎる刺激や、捻じりすぎ、
不規則な刺激ではなく、

リズミカルで強すぎない刺激が、
つながりを良くする秘訣です。


2.頚椎の場合

 
頚椎の場合も治る原理は同じですが、
歩行整体の効き目が腰椎や胸椎よりも落ちます。

なぜなら、
歩行は地面の反発が足から入るために、
足から遠い頚椎には刺激が届きにくいためです。

同じ理由で
ランニングやトランポリンの効果も落ちます。


ではどうしたらいのでしょうか。

首の場合は両手を頭の上にのせて行う、
軸圧体操という良い方法があります。

【軸圧体操のやり方】


首の上には重い頭が乗っているので、
バランスを崩すと痛みが出ます。

これを防ぐには、
首を保護しながら動かす方法は理にかなっています。


ポイントは、

椎間関節は上から瓦を葺いたように重なっているので、
ムリに引き裂かないような動きをすることがコツです。


最後にもうひとつだけ。

腰椎から頚椎まで、
なにをやっても痛みが引かない場合は、
局部を氷水で冷やすのがいいです。

炎症がある場合は、
すみやかに炎症は鎮まり回復力は増します。

氷水で冷やしてから上の運動をする、
運動をしてから氷水で冷やす。

この冷却と運動のコンビネーションは、
炎症があっても使える方法なので覚えておいてくださいね。


それでもだめなら、ご相談ください。

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