こんにちは。
岡田です。


今回は自動車事故・むちうちの
メンタルな問題を考えてみましょう。


岡田は3つの問題があると感じています。

1.自動車事故はお金が絡むこと。
2.画像診断で判断しにくいこと。
3.患者本位でない施設が多いこと。


それでは、順番にいきましょう。


1.交通事故はお金が絡むこと。

まず、自動車事故・むちうちの場合、
慰謝料などのお金が絡むことです。


なぜ、お金が絡むと問題なのでしょうか。


慰謝料など保障の問題がついて回るからです。

補償がともなうのは当然なのですが、
問題は、無意識のうちにすり替えが起こること。


「辛い思いをさせられている」という気持ちが、
「早く治りたい」という欲求を阻害するからです。

これは、こころの中で内部矛盾が起こるからです。
 
「早く治りたい」という気持ちと、
「ちゃんと保障して欲しい」という気持ちがぶつかる。
どちらも、正しい気持ちなのにケンカをするのです。

なぜなら、速く治ると、
症状が軽いと判断され
しっかり保証してもらえないからです。

これは、ほとんどの場合、無意識下で起こります。

思いどおしが綱引きし、
その結果、自然治癒力は弱まります。


2.画像診断で判断しにくい。


次に問題なのは、
わざと大げさに訴えている、
と勘違いされることです。

じつは、勘違いされる理由は、
画像診断で判断しにくいのが一因だと考えています。
 

自動車事故・むちうちの場合、
脊髄損傷や骨折など重傷の場合を除き、

X線やMRIなどの画像診断では解りずらく、
客観的な証拠がつかめないことがあります。


これが原因で、
患者さんが実際に味わっている苦しみが、
充分理解してもらえないことが多々あります。

その結果として、
患者さんが精神的に孤立することになり、
より「この苦しみを理解して欲しい」
という方向に傾きます。

それが、本能的に持っている
「早く治りたい」
という欲求に意識が向かなくなり、

無意識下で悪化させる行動をとったり、
こころがネガティブに傾くことで、
自然治癒力が低下するのです。


3.患者本位でない施設が多い。


画像診断で判定しにくく、
その実態がつかみずらいこともありますが、

現代医学、代替医療を問わず、
自動車事故・むちうちの治療法は確立されておらず、
対症療法ばかりで的を得ない施設が少なくありません。


そのため、治療してもらっても、
症状が一進一退し良化が遅れることが多く、
「もう治らない」とあきらめてしまいがちです。

こうなると、
失望感から自然治癒力がさらに低下します。

また、6か月もたてば症状固定という形で、
治療を中断されることが多く、
「もう治りませんよ」という形で判定されます。

これも「むちうちは治らない」
と勘違いを与える原因になります。


・解決法は

まず、治療サイドは
治せる技術の研鑽に励むことです。

その上で、
患者さんの理解者となることが大切です。
 
患者さんの立場に立って考え、
守ってあげることも必要です。


「むちうちは必ず治る」という信念のもとに、
ネガティブな思いにブレることを防ぎ、
マイナスの心を排除する手伝いをします。

そして、青写真を示し、
確かな技術で背中を押してあげて、
「治ることに専念できる」ようにサポートします。
 
周りから見える以上に、
精神的にダメージをは大きいので、
むちうちにおけるメンタルな問題は無視できません。

揺れ動く患者さんの気持ちを理解し
結局、早く良くなることが一番幸せなんだと
気付くかせるとともに
プラス思考で進めることで、

治癒力はアップすると考えています。  

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