こんにちは。
岡田です。

今日はむち打ちのお話し少し難しめですが
慢性の首痛がある場合は役立つでしょう。

 
追突された時をイメージしてください。
衝突時初めの一撃で頭の付け根を損傷。
つづいて首が鞭のようにしなり二次損傷。

これが追突された時のケガのパターン。

前回、むち打ちがいつまでも治らない理由は
一次損傷に対して治療が行われていないこと。
これが多々ありますよという内容でした。

今回は二時損傷についても言及します。


一時損傷によって傷めるところは  

頭と首をつなぐパッキンの役目をする第一頚椎
平衡感覚などにも関与する第二頚椎
顎関節と連携しながら平衡にもかかわる第三頚椎

衝撃によりこれらの関節が影響を受けます。
ここまでが現代医学でいまだ無視されている部分。
  

一方、二次損傷は
一般的にむちうち損傷で説明されている部分。

つまり、初めの一撃の直後に
首全体が鞭のようにしなり痛めるわけです。

 
ここまでをまとめましょう。

後方からの衝突時、初めの一撃があり
その直後に頭が前方に振られるという現象が起こります。

その時、重い頭には前方に押し出され
頭を支える首にも相当な負荷がかかります。

このような予期せぬ力が
不意打ちで働くことにより
大きな損傷となってしまうのです。

運転手が意外と軽症な理由は
直前にミラー越しに「ぶつかる」と分かるので
とっさに構えることができるからです。


つぎに傷める内容ですが
首周りの多数の筋肉が引っ張られて損傷し
神経も引っ張られますので傷めるわけです。

交感神経という自律神経を痛めることもあり
これが、結構治りにくいのです。

さらに、首周りの関節にも引き裂くような力がかかり
頚胸椎移行部のような境目を中心に
力が集中するところや弱い部分を痛めます。

 
つまり、神経も筋肉も関節も全部傷めるわけです。
もちろん、衝突の程度や個人の体力など複雑な要素はあり
損傷の程度は、ピンからキリまで無段階にあります。

スポーツなどでも
似たような傷害が発生することがあります。

 

一次損傷は瞬間的に起こる頚椎の捻挫ですが
見た目には大きな変化はありません。

これがレントゲンでは異常なしの真相
レントゲンでは大雑把にしかわからないのです。

ではMRIの場合はどうでしょうか。

レントゲンに比べたら精度が高いのですが
この第一二三頚椎の捻挫ように
細部までは解りずらいのが現実です。


朗報は代替医療の一部では
徒手検査の精度や技術力がアップしています。
 
ちなみに、第一二三頚椎の障害などは
かなりの正確さで痛めている程度まで判定できます。
(岡田もそのうちの一人です)

ハイテク検査万能の現代でも
熟練者による診断力もばかにはできません。


やや専門的で難しい内容でしたが
最後までお付き合い下さり感謝です。
お礼に無料セッションをお受けします。
 
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