こんにちは、健康水先案内人の岡田です。
近年、産後の骨盤調整の依頼が多いので
産前産後の骨盤ケアについて連載しています。
産後は骨盤の固定が重要となります。
（産後の骨盤）
産道を通って出産した場合は、
出産時に骨盤が開いてしまうの想像できると思います。
特に、新生児の頭や肩が大きかった場合や、
母体の産道が狭い場合に骨盤が離開しやすいです。
産後は大なり小なり骨盤は開くわけですが、
出産時に負担がかかる骨盤の靱帯は伸ばされ、
ぎっくり腰や捻挫のような症状になることもあります。
出産後の産婦さんの歩き方を見れば、
ふつうでないことは誰の目にも明らかです。
「ふらふら」「ぺたぺた」という感じの、
腰抜けのような歩き方になるからです。
これが、骨盤がシャキッとしていない時の典型的な歩行。
健康な人のダラダラ歩きも、
骨盤がシャキッとしていない歩き方といえます。
このように産後の骨盤は
程度の差はあれ痛んでいると考えて下さい。
（骨盤の保護は固定と安静）
ですから、産後に必要なのは、
骨盤の固定と安静ということになります。
回復までにかかる期間は約1ヶ月。
例えば足首を捻挫をした場合は固定をして、
痛みが取れて普通に動かせるまで安静にするように、
腰の動きにキレが戻るまでは、
固定をして安静にする必要があります。
これが不十分だと後々面倒なことになることがあります。
たとえば体調が長期間すぐれなかったり、
出産を契機として体質が変わったり、
すぐに太りやすくなったりといった感じです。
このような理由で、
産後1ヶ月の骨盤の固定と安静は重要です。
（産後の骨盤固定）
産前のところでも述べましたが、
腹帯は骨盤が緩んだり開いたりするのを防ぐ効果があります。
ただし、これは伸縮性のない腹帯で骨盤部分を固定した場合です。
伸縮性のある素材でその強度が不足している場合は、
骨盤の安静固定はまかなえません。
くれぐれも、骨盤固定用のコルセットかサラシ固定で、
腰全体ではなく骨盤部分を安静に保つ必要があります。
腹帯の４つの役割
1.骨盤の固定
2.お腹全体の保護
3.保温
4.本人と周囲の母親の自覚のため
次回は産後の骨盤調整についてです。
前回のバックナンバーはこちら
☆産前産後の骨盤ケア
☆はじめての方へ
☆ブログトップへ
近年、産後の骨盤調整の依頼が多いので
産前産後の骨盤ケアについて連載しています。
産後は骨盤の固定が重要となります。
（産後の骨盤）
産道を通って出産した場合は、
出産時に骨盤が開いてしまうの想像できると思います。
特に、新生児の頭や肩が大きかった場合や、
母体の産道が狭い場合に骨盤が離開しやすいです。
産後は大なり小なり骨盤は開くわけですが、
出産時に負担がかかる骨盤の靱帯は伸ばされ、
ぎっくり腰や捻挫のような症状になることもあります。
出産後の産婦さんの歩き方を見れば、
ふつうでないことは誰の目にも明らかです。
「ふらふら」「ぺたぺた」という感じの、
腰抜けのような歩き方になるからです。
これが、骨盤がシャキッとしていない時の典型的な歩行。
健康な人のダラダラ歩きも、
骨盤がシャキッとしていない歩き方といえます。
このように産後の骨盤は
程度の差はあれ痛んでいると考えて下さい。
（骨盤の保護は固定と安静）
ですから、産後に必要なのは、
骨盤の固定と安静ということになります。
回復までにかかる期間は約1ヶ月。
例えば足首を捻挫をした場合は固定をして、
痛みが取れて普通に動かせるまで安静にするように、
腰の動きにキレが戻るまでは、
固定をして安静にする必要があります。
これが不十分だと後々面倒なことになることがあります。
たとえば体調が長期間すぐれなかったり、
出産を契機として体質が変わったり、
すぐに太りやすくなったりといった感じです。
このような理由で、
産後1ヶ月の骨盤の固定と安静は重要です。
（産後の骨盤固定）
産前のところでも述べましたが、
腹帯は骨盤が緩んだり開いたりするのを防ぐ効果があります。
ただし、これは伸縮性のない腹帯で骨盤部分を固定した場合です。
伸縮性のある素材でその強度が不足している場合は、
骨盤の安静固定はまかなえません。
くれぐれも、骨盤固定用のコルセットかサラシ固定で、
腰全体ではなく骨盤部分を安静に保つ必要があります。
腹帯の４つの役割
1.骨盤の固定
2.お腹全体の保護
3.保温
4.本人と周囲の母親の自覚のため
次回は産後の骨盤調整についてです。
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