こんにちは、健康水先案内人の岡田です。
それでは、肩こりについての解説開始です。
これは原因部位別に分類したものですが、
骨格の障害が原因の肩こりと考え下さい。

一番バッターは骨盤や腰椎、股関節の
異常が原因のタイプです。

このタイプの方は
原因の部位が肩からはなれているために、
「肩こりと腰や股関節がどう関係してるんや!?」
と思われることでしょう。

この理由は、
腰痛や股関節痛をともなうこともありますが、
まったく痛みがないケースもけっこう多いので、
それが肩こりの原因とは連想しにくいからなのです。
 
では、この因果を説明します。
 
骨盤のうしろの関節(せんちょう関節)や腰椎に
異常がある場合は、
連結されている背骨を介して
腰の影響が肩まで上がっていきます。

もう少し具体的にいうと、
どちらかの骨盤がゆるむと骨盤全体は不安定になります。
 
そうすると身体は次のように反応します。
 
立った姿勢で反射的に腰が張り、
ゆるんだ側の腰が引けたようになります。

それでもふらついたりせずに
身体全体のバランスをたもつために、
 
背骨は数カ所で対応してねじれやカーブの度合いを
変えることで
それなりにバランスを保とうとします。

だから腰から離れた上方の首や肩でも
ゆがみが発生するのです。
 
その結果、
 
筋肉が張り血行が悪くなり、うっ血するので
けんびきや首のつけ根のこりが出ます。

この状態がつづけば慢性になります。
 
そして、
首全体から後頭部もこるというように影響が
だんだん広がっていくのです。

〈次号につづく〉 


(7つの肩こりパターン)
 
(●)骨盤、腰椎、股関節などの異常で肩こりになる場合
(2)胸郭、頸椎、顎などの異常で肩こりになる場合
(3)むちうち、寝違いなどが原因の場合
(4)頭部のうつ熱(オーバーヒート)で肩こりになる場合
(5)運動不足による肩こりの場合
(6)尻もちやスポーツが原因の場合
(7)精神的ストレスが原因の場合


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