無事に分割協議も終え
各種手続きに翻弄する。
銀行、車、保険等その他もろもろ
銀行が早々にストップしたため
次々に請求関係がはがきで届く
順次潰していく。
ほとんど終わりが見え
終了か?と思ったら九州電力があった。
おっと、盲点だ。

ライフラインとして、上下水道は当初の
市役所での手続きの流れで出来ていたし、
電力の支払いについては、母が亡くなった後
「24時間エアコンをつけっぱなしなんて」と
父が電気料金に対して小言を言いだしたため、
私の口座より引き落としに変更していた
その為、今回のごたごたに電力は完全にスルーしていた。
名義なんて簡単に
「家主が変わったから、名義変えて」で済むと思った・・・
ところがどっこい
第一日目
九州電力に連絡
【電力契約者の名義変更前に、太陽光パネルは相続対象です】
なに???
【経済産業省に相続の手続きしてください。その際にIDやパスワードが必要です】
は???
【手続きには2か月ほど時間が掛ります
そして、手続き完了後に「変更申請認定を証する書類」のコピーを九電に提出してください。】
なんちな???
遺産分割協議書に太陽光パネルについては触れていない
しかし、最後に「また、ここに記載のない財産についても●●が相続する」
としているため、セーフになると思うがどうだろうか?
さて、遺産分割に載せるには、金額関係をはっきりさせなければならない。
設置業者に確認する。
第二日目
設置業者に確認。
2つの太陽光パネルの契約。1つは20年経過、2つ目の契約は父の死亡日前14年と7日経過していた。
調べてみると、「太陽光パネルは17年で0円。減価償却分として1年未満の端数は1年繰り上げる」
すなわち1つ目は価値として0円。2つ目15年経過していることになる。
15年の減価償却係数を購入金額に当てはめると21万となった。
これまでの財産に足しても相続税の発生には届かない。
また、IDとパスワードを尋ねたが、IDしか分からなかった。
第三日目
さて、経済産業省の天下り先だろう申請代行に電話してみた。
繋がるまでに10分
状況を伝えるとやはりIDとパスワードが必要という
はて???
どこからどのように攻略していけばよいのだろうか???
親父の太陽光パネルのIDとパスワード
ご子息で知っている人、この世に何人いるんだ??
馬鹿じゃないのか経済産業省?
マイナンバーと紐付けしとけ!!!!
「ネット環境の整ったパソコンの前でまたお掛け直しください」
ふざけんな!
第四日目
自宅パソコンの前で朝いちばんで電話してみた
すんなり話が通り、電話相手の指示通り操作する
・再生可能エネルギー電子申請を開いて、新規で自分IDの情報を作成する。
・次に契約者のIDとパスワードが分からないをポチ
・メールアドレス入れてポチ
・メールに届いた契約者のIDと仮パスワードでログイン
・自分の作ったIDと紐付ける
・一旦契約者のIDをログアウト
・自分のIDで再ログイン
・設備一覧から契約者情報の変更をポチ
・必要書類を画像にとってJPGで添付して申請をポチ
・メールで指示がくるから、指示通りにポチ
・印鑑証明をPDFに変換して添付してポチ
・内容に間違いなく、これで良ければ申請。
2ヵ月後にメールで変更できた内容が届くらしい
質問
「相続物件と言われたが、遺産分割協議書はいらないのか?」
・設置から10年は買い取り期間中なので遺産分割協議が必要です
しかし、お客様の場合15年経過となりますので、印鑑登録証明でOKです。
いや、マジで疲れたわ。
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