大好きな源氏車と言ってよいのか、重なり合う源氏車が競い合う模様が刺繍された袋帯です。
地模様には波がうねり、躍動感をかもし出しているようです。
タレの内側には嵯峨緞子(どんす)と献上競車文と刺繍されてあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210130/22/baeyongjoon829/0c/f0/j/o1080081014889066116.jpg?caw=800)
二重太鼓にセットすると、こんな感じでしょうか。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210130/22/baeyongjoon829/e7/35/j/o0810108014889066168.jpg?caw=800)
1つ1つ違うので奥行きがあり、見ていて飽きないです。しかし、残念なのは帯を締めた本人は後ろが見えないこと。合せ鏡でチェックする時か、セットした帯を背負う前に見るだけになります。
とても綺麗な状態でした。丁寧に保管されていたのだと思い、頭が下がります。大切に使わせていただきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210130/22/baeyongjoon829/df/a7/j/o0810108014889066181.jpg?caw=800)