ユニバーサルデザイン(3)
駅の乗り換えの案内。これは環境デザインやプロダクトデザインが深く関わっているので先進的ユニバーサルデザインのカテゴリーとも言える。しかし駅というのは改装工事中でも営業を止まるわけにはいかない。そうなると工事中は乗り換え案内表示が手書きやビニールテープ、ガムテープで書いた職人技的表示になる。どこの駅とは言わないがJR浦和駅などは10年ぐらい工事中だ。いつ終わるのかも分からないサグラダファミリアのような駅だ。いくらユニバーサルデザインを考慮されていても、これでは効果は半減だろう。

このコラム12年分ダイジェスト

このコラム12年分ダイジェスト
ユニバーサルデザイン(2)
「QRコード」というのがある。これはデンソーが商標権を持っているので無許可では使えない言葉だ。なので代替として「2次元バーコード」と表記されることが多いのだが、バーコードが2次元、つまり1列にバーが並んだものが1次元バーコードだとすれば、縦と横があるのが2次元バーコードというわけだ。しかしフツーの人はそこまで考えないだろう。あの「迷路みたいな柄を2次元バーコードと言う」ところまでしか考えんだろう。もっと簡単で親しみやすい名前にすべきだろう。もしくは公的機関がデンソーから権利を買上げて「QRコード」という言葉を広く使えるようにすべきであろう。だから普及せんのだ。

このコラム12年分ダイジェスト

このコラム12年分ダイジェスト
ユニバーサルデザイン(1)
ユニバーサルデザインという言葉が使われ始めて久しいが、この分野においては日本はまだまだ遅れている。例えばバスに乗ると「ICカード」と書かれた読み取り装置がある。ここにSUICAやPASUMOをタッチするわけなのだが、ICカードに該当するものがSUICAやPASUMOであるのだから「SUICA・PASUMO」と表示すべきであろう。ユニバーサルデザインとはそういうことなのだ。そもそも作った人間、売る人間が「自分は知っているから他人も知っている」という観念がこういった不親切を産み出すのであろう。「自分が知っていることでも他人はそのことについて全く知らないはず」という観点で考えなければいけない。

このコラム12年分ダイジェスト

このコラム12年分ダイジェスト