人類滅亡の日(5)
月の表面には無数のクレーターがあり、それらは小惑星が衝突した跡である。地球に地殻変動や水や空気がなければ、月よりも多くのクレーターがあるはずだ。地球が誕生した最初の8億年ぐらいの間は、頻繁に小惑星が衝突していたとされるが、その後も衝突が無くなったわけではない。2600~2700万年周期で地球上の生命が大量絶滅していると言われているが、それが小惑星の衝突に起因するかどうかについてもはっきりしていない。ユカタン半島に落下した小惑星が恐竜を絶滅させたいう説も、最近になって絶滅した年代と小惑星が落下した年代とでは1500万年のズレがあるということが分かってきたらしい。とにかく遠い昔のことなので、誰もが納得する答を出すのは難しいだろう。しかし小惑星の衝突は将来必ず起こることである。人工衛星や核ミサイルで小惑星の軌道を修正させて回避できるものもあるだろう。しかし仮に直径400kmのが来てしまったら、もはや(今の科学技術では)どうすることもできない。NASAでは万が一の事態の備えておくように促している。これは「心の準備をしておけ」とい意味も含まれるのだろうか…

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人類滅亡の日(4)
新たに発見されてこのリストに加わるものもあれば、詳細な軌道計算をした後に衝突の可能性が無いことが判明してリストから外れるものもあが、この数が大幅に減ることはないだろう。1/1000が200個集まれば1/5ということだ。またこのリストにあるのは大半が直径1km以下の小さなものである。今から6550万年前にユカタン半島に落下し、地球上の生命の75%を死滅させたと言われる小惑星(http://bit.ly/x7nkBO)は直径が10Km程度だったとのことなので、そんなデカイものは、とりあえず今後100年のリストの中には見当たらない。しかし今後発見されるかもしれないし、100年後にはあるのかしれない。また衝突したときの破壊力は直径に比例するのか?というと、これは衝突時の速度によっても大きく異なる。リストでは遅いもので1.2km/s、速いもの39km/sとある。時速ではなく秒速だ。もちろん速いほうがより大きな破壊力を持つ。

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人類滅亡の日(3)
もう20年ぐらい前のことである。時間つぶしに図書館に入り、何気なく読んだ本(タイトルは忘れたが)に「現在では最先端の核兵器は戦争のためではなくコスミックハザードのために開発されている」書いてあり、「ほう、なるほどね」と思った記憶がある。NASAでは今でも着々と小惑星迎撃用システム(http://bit.ly/z1J6AO)の開発が続けられている。核というと拒絶反応を示す人も多いが、実際に小惑星が衝突すれば核兵器の何万倍もの被害があるのだから仕方のないところだろう。それにしても衝突の確率が1/1000以下の小惑星のために、膨大な予算を使って、そんなシステムを開発する必要があるのか?という疑問もあるかもしれない。しかし今後100年以内に地球に衝突する可能性がある小惑星は1個や2個ではない。NASAの公表したリスト(http://1.usa.gov/yZKjcI)によれば200個以上ある。

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