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他人のスタンスを理解しろ(2)

彼らは、毎日朝早く仕入れに行ったり、問屋と交渉したり、厨房で下ごしらえをしたり、店の掃除や商品の陳列をしたり、店が終われば売上げを計算して、資金繰りのために金融機関に出かけたりと忙しい。それでもパソコンもインターネットもやらなければいけないと思い、今日ここに聴講しに来たわけだ。彼らが聞きたいのは「いくらぐらいのパソコンを買ったらいいのか?メーカーはどこがいいのか?インターネットを始めるには、まず何をすればいいのか?」といった事だ。特に技術系の人に多いのが、このように他人のスタンスに合わせた話ができないということ。専門職であればあるほど、普通の人はその専門用語は知らないことを前提に話をしなければいけない。

困った人たち

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他人のスタンスを理解しろ(1)

商店会の会合に呼ばれたプログラマ。「パソコンとインターネットについて皆に話をしてくれないか?」ということで講師として招かれたのだ。ところがそのプログラマが話し始めて3分も経たないうちに聴講者の半分が寝てしまう。起きているメンバーも眠気をこらえるのに必死だ。それもそのはず「まず最近の傾向から説明すると、クラウドコンピューティングが徐々に浸透しクライアントマシンでデータを保存したりアプリケーションを起動させる従来の概念が大きく変わりつつ……」と切り出したからだ。最初の「クラウドコンピューティング」という言葉が出た時点で多くの聴講者が話を聞くこと事態を棄権したのだ。

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個人事業主

個人事業主がサラリーマンに「なんと言っても上司がいないというのが最大のメリットですね」と言うと「いいなぁ~」と心底羨ましがられる。しかしサラリーマンであればトップダウンで否応無しにやらされていた仕事も、個人事業主だとどうしても自分で選んでしまう。嫌いな人間からの依頼、即収益にならない仕事、難易度が高い仕事、などを避けるようになる。逆に行かなくてもいい勉強会や展示会にそそくさと出かけ、頭を使わない簡単な仕事ばかりを優先し、お茶ばかり飲んでいて面倒な仕事はなかなかスタートしない。というような状態になる。誰も指導も叱咤も矯正もしてくれない野放しの我がままし放題状態になるのだ。よほど気を引き締めていかないと成功はしないし、先行きが見えない不安と相談する上司がいない中での己との葛藤と戦っていかなければならない。そしてよほど心が強くないと、アントレプレナーとかインディペンデント・コントラクターというかっこいい肩書きは名乗ることはできないのだ。

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