火と放射能
原人が最初に火を使ったころ。自分で火を起こすことはできなかったはず。落雷や山火事、火山などから火種を調達していたのだろう。その時に誤って山火事に巻き込まれる、落雷に打たれる、火口に落ちるなどの犠牲者も出たことだろう。暖房に、灯りに、調理にと火を使えるようになったころでも、使い方を間違えて火傷をしたり住処が火事になったり一酸化炭素中毒で死亡したりと、色々な危険と隣り合わせていただろう。人類が原子力を使い始めてまだ60年ちょっと。火を使い始めた原人の段階なのかもしれない。その後人類が火を自在に扱えるようになったのと同じく、原子力を安全に使いこなせるようになるのだろうか?それともこのリスクの高いエネルギーを一斉に放棄して安全な道を選ぶのだろうか。。

ウェブデザイナの苦言

ウェブデザイナの苦言
原発の利権
原発には膨大な利権が絡む。ビジネスとしての規模も大きい。原子力潜水艦は事務机ほどの大きさの原子炉で30年間燃料を補給することなく航行する。一方イージス艦クラスの内燃機関では1リッターの燃料で100mも進まない。その差は歴然だ。この極めて高効率なエネルギーを手放すには相当の覚悟と相応の金銭的な損害を被ることが必須となる。しかし人命には代えられないというのが良識的な考えだ。
ところがこの利権を巡ってウランの産出国である、ロシア、カザフスタン、カナダ、オーストラリアと原発の技術を持ったフランス、アメリカ、日本の企業は今日も折衝を続けている。ウランの採掘場から様々な加工工場や原発で働く数百万人の雇用を守るためだろうか。いや、巨大なビジネスとして、しかも軍事が絡んで動き出してしまったものは、1企業や1国家だけでは止めることはできないのだろう。
最も大きな問題は、仮に先進国が濃縮ウランの製造を止めたとしても、新興国が歩調を合わせるとは限らないことだ。新興国やテロ組織が濃縮ウランの製造を続け、先進国が濃縮ウランの製造を放棄するとなれば、世界的な軍事バランスが崩れ各地で紛争や戦闘が勃発して多くの犠牲者が出ることは必須となるだろう。
核戦争が起こらないとも限らないわけだ。先進国は常に新興国に対して軍事的優位を保っていかなければならない。そういう意味で、核拡散も原発の放棄も一気にというわけにはいかない。時間をかけて国家間での調整をとりながら、ゆっくりとソフトランディングさせていかなければならないのだろう。
ウェブデザイナの苦言
ところがこの利権を巡ってウランの産出国である、ロシア、カザフスタン、カナダ、オーストラリアと原発の技術を持ったフランス、アメリカ、日本の企業は今日も折衝を続けている。ウランの採掘場から様々な加工工場や原発で働く数百万人の雇用を守るためだろうか。いや、巨大なビジネスとして、しかも軍事が絡んで動き出してしまったものは、1企業や1国家だけでは止めることはできないのだろう。
最も大きな問題は、仮に先進国が濃縮ウランの製造を止めたとしても、新興国が歩調を合わせるとは限らないことだ。新興国やテロ組織が濃縮ウランの製造を続け、先進国が濃縮ウランの製造を放棄するとなれば、世界的な軍事バランスが崩れ各地で紛争や戦闘が勃発して多くの犠牲者が出ることは必須となるだろう。
核戦争が起こらないとも限らないわけだ。先進国は常に新興国に対して軍事的優位を保っていかなければならない。そういう意味で、核拡散も原発の放棄も一気にというわけにはいかない。時間をかけて国家間での調整をとりながら、ゆっくりとソフトランディングさせていかなければならないのだろう。
ウェブデザイナの苦言
推進派とか反対派とか
ふたたび原発の話を少し。原発については推進派とか反対派とかあるようだが、根本的に考えてみると推進とか反対というのは全くもって意味が無いように思える。そもそも冷戦時代に人類は大量の高濃縮ウランを製造した。兵器用の高濃縮が作られるということは同時に原発用低濃縮もできてしまうということ。地球上にまばらに散らばっていたウラン鉱石を集めて濃縮してしまったわけだ。この時点で悪魔の実を食べたようなものだ。濃縮されたウランはそのまま捨てるわけにもいかず、核兵器として使うこともできずに、一部空母や潜水艦で消費する以外には発電に利用するぐらいしか使い道がなかった。スリーマイル島もチェルノブイリもFUKUSHIMAも、たまたま原発という比較的公共性の高い、一般市民の身近なところで起こった事故であり、同じような事故はウラン貯蔵庫、軍の施設、濃縮ウランを製造するいくつかの過程の工場などでも起こる可能性がある。ただしそういった施設は軍備施設として公にはされていないし警備も厳重であり存在すら知られていない可能性もあり、仮に事故が起こっても強力に隠蔽される、又はされてきたのであろう。いずれにしても仮に原発を廃炉にしたところで濃縮ウランと使用済み核燃料が地球上に存在することは変わりないのだ。そしてウランの同位元素はこらから先の数億年の間、核分裂を続けるのである。

ウェブデザイナの苦言

ウェブデザイナの苦言