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チキンレース(1)

仕事はチキンレースみたいなものだ。辛いこと、苦しいことをどこまで我慢してゴールに近づくか。辛さや苦しさに耐えられなくなって、また1人、また1人と脱落していく。脱落した者は、その時超えられなかったハードルが、その人間のリミットとなる。その後はよほど一大決意をしてリトライしない限りはリミットのままであろう。最後まで辛さと苦しさに耐えぬいてゴールをした者のみ次のステージが与えられる。そして常に辛さと苦しさに耐えながら前進する人間と、常に目の前のハードルを眺めて引き返してしまう人間とでは、必然的に雲泥の差がつく。

困った人たち

このコラム12年分ダイジェスト

責任を負う

どんな小さな会社でも、どんなに小さな組織でも、他人の責任を負うというのは重いことだ。自分の行動1つで他人の人生が変わってしまうこともある。舵取りを間違えれば他人に重大な損失を与えることもある。だから責任を負ったことのある人間は他人の痛みも分かるし、社会の中で生きて行くためのバランス感覚も備えている。責任を負ったことのない人間は、まずは自分のことを考える。口では「他人のことを考えている」とは言うものの、そこに責任が発生しない以上は、しょせん口先だけのことになる。

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戦い-2

しかし誰もが、できれば戦いは避けたいと思ってもいるはずである。そこには緊張、ストレス、不安、恐怖、色々な心理が働き消耗もする。しかし守るべき人々や組織、利益やプライドがある限り、どんなに戦いたくなくても、戦わなければいけない時も来るものである。老若男女を問わず、戦いを経験してきた人間には、それなりの「風格」「信頼感」が感じられるものだ。しかし常に戦うことなく、己の殻の中に逃げ込んで、後になって友人や家族にぐずぐずと愚痴ばかりを言っている人間のほうが多いのも事実のようだ。まあ、戦いというと大袈裟かもしれないが、要するに自分の意見や気持ちを相手に正直に伝えるという姿勢が大切なのだろう。それも小さな戦いである。

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