タシケント国際空港へ

何も考えていなかったのですが、ウズ⇔イスタンブール間はいつもギュウギュウ
電化製品や衣料を買いに行くのは、ウズ人にとっては当たり前らしく
機内も空港も大混みです

しかも買ってくる荷物がハンパない・・・
4時間は待ったと思います。
途中で赤ちゃんは吐くし、ロシア人のおばちゃんは叫ぶし
20世紀とは思われない経験でした。
その間に、機内でもらった税関申告書をチェック。
2枚もらって、1枚は帰国まで保管。
これは、お金を稼いで帰らないためのチェックです。
帰国時に申告する金額が少なくなっていればオーケー。
やっと外へ出ると、真っ暗・・・

まわりには何もなく、地元の人々が集っているだけ。
通訳を連れたタクシー運転手が近づいてきます。
「政府認定のタクシーです。英語の通訳が付きます」
ホテルまでは3,000スムとの事。
お願いしようとしたところ、何と!日本で会ったウズ人の友達が
走ってきてくれました。
「今日着くと言っていたから、ずっと待ってたよ」と。
優しい~

政府認定のタクシーを断り、友達アリシェの後へ続きます。
彼は集っていた人々に次々と声をかけて、何か話しています。
ウズでは、車を持っている人なら誰でも交渉可能ということで、
ホテルまで1,000スムと言ったおじさんの車に乗り込みます。
法律で他国の通貨で取引してはいけない事になっているのですが、
自分の国の通貨がめちゃめちゃ不安定なので、みなドルや円を欲しがります。
そのまま家で貯金するそうな。
政府認定の空港やホテルで両替すると、1ドル2,000スム程度。
いわゆるブラックマーケットだと1ドル2,500スム程度。
かなりの差が出るわけで、皆ブラックマーケットで両替してしまう。
100ドルでかなりの金持ち気分です。

ホテルはBooking.comで予約した旧ソ連スタイルのところだったのですが、
支払い方法でもめて、Booking.comに報告しました。
Booking.comでは、料金はドル表示です。
但し書きに、「その国の法律に従い、その国の通貨で支払いするように」と
書いてあります。
ドルや外貨で支払いを迫られたり、ブラックマーケットのレートで
支払いを迫られたりしても、払う義務はありません。
既に疲れた・・・