アメリカから、義母が倒れたと連絡が入った。
深刻な状況だと義妹から聞いて、次の日の飛行機で
アメリカへ飛んだ。
22時過ぎに空港へ到着、そのまま病院へ。
義母は機械につながれて横たわっていた。
3度目の心臓発作。
その日は病院へ泊まり、次の日から義妹家族と
交代で義母の様子を見守った。
89という高齢もあり、もう出来ることはありません、
と医師に言われた。
それでは家に連れて帰って最期を迎えさせたい
と言うと、その日の夜には家にベッドを設置して
連れて帰ることが出来た。
アメリカはそういう処置が本当に早いね。
家に帰ってくると、義母は少し元気になって
ソーダが飲みたい、などと言って
みんなを喜ばせた。
もう大丈夫だから帰りなさい、と義母に言われ
一度帰ることにしたのだけれど・・・
ずっと居たいけれど、仕事もあるし家族も心配だし
やっぱり一度は帰らなければ。
離れていると、病気や事故や災害の時に
すぐに会いに行けないのが辛い。
クリスマスにまた来るけれど、また危篤になったら
すぐに帰ってこようと決めて、日本へ帰る。