CHIJ Nicholas のドキュメンタリー映画を観て号泣 | シンガポールで教育ママ、時々カフェ

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日×中ハーフの3人のチビをローカル校で育てるため、シンガポールに教育移住しました。
シンガポールって教育水準が高いって聞くけど、ほんとはどうなの?どんな勉強してるの?宿題は?
マルチリンガル子育ても勉強も頑張ります!

我が家の近所に
CHIJ St. Nicholas Girls' Schoolというミッションスクールがあります。

淡々とやるべき道を進みます、というような
静かな闘志をたたえた素晴らしい学校で

もし、私がシンガポールに生まれていたら
こういう学校に通いたかったなぁ、、という
憧れの学校なんです。


校舎の薄いブルーが空に映えます。


そのCHIJ Nicholas の創立85周年記念に
卒業生の映画監督であるEva Tangさんが作った、

ドキュメンタリーとストーリーの両方で
学校が歩んできた歴史を振り返るドキュメンタリー映画

From Victoria street 
 to AngMoKio


Netflixで公開中です!!

えーとYouTubeにもあったんですけど、、(しかもFull ver...)
あまりにも名作なのでみんなに観てほしい!って暴走したのかな?
そう思いたい。


予告編
内容も素晴らしいんだけど、
始まりが1950〜60年代で、主役の“Old Girl”の皆さんがほんとに可愛らしいの!
↑念願の新校舎ができて
目をキラキラさせて覗きこんでるところとか
ピュアでいいなぁって思ってしまう。



校長先生のシスターの厳しくも暖かいまなざし
激動のシンガポールの歴史の波に翻弄されつつも
命をかけて生徒と学校を守ろうとする先生、
その熱意に応える生徒さん

何より
私もまだまだ知識不足ですが
シンガポールにおける中国語教育の変遷だったり
二等国民と言われた時代があったり


シンガポール独立前後の政治運動
などなど
苦しい道のりを経て
それでも前を向いて、希望を捨てずに
中国語教育と向き合ってきた先生のお姿に
映画の途中の名シーンでは家族でボロ泣き。


今のシンガポールを見て教育先進国と評する人は沢山いますが
その教育の道のりは決して平坦ではなく
沢山の涙と血と汗の結晶が道となり
今のシンガポールがあることを改めて痛感させられます。


それはその学校の出自に関わらず
学校それぞれに苦渋の決断や、大変なご経験があって今に至ると思うんです。


この映画はとある卒業生の映画監督が切り取った、
とある学校のOld Daysから今に至るまでのストーリーですが
その時代に生きた人たちの姿を通して
シンガポールの教育史を垣間見られる貴重な経験でした。


高级华文がどうの、とか
文句たれてる場合じゃないな、って
私もちゃんと中国語と向き合おう。
改めて思わせてくれる
とても素敵な、素晴らしい映画でした。

何度見ても、ラストのエンドロールで泣ける。。


もしよかったら見てみてください!