アルムナイ

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当社は退職した社員を「同窓会」のように組織化し、定期的に情報交換する場「OB会」を運営しています。導入したのは2016年。当社にいたことがあれば、在籍年数は関係なく、OB会に参加することができます。

こうした動きは欧米企業では「アルムナイ制度」と呼び導入が進んでいます。「アルムナイ(alumni)」とは「卒業生、同窓生、校友」の意味の英語。海外では、この「アルムナイ」を貴重な人的資源としてとらえ、これを組織化し活用する企業が少なくありません。

最近は、一つの組織のみに就職し定年まで勤め上げるのではなく、転職や起業など、退職することを前提としたキャリアパスが一般的になってきています。退職を縁の切れ目とせず同窓会組織を運営することによって、元社員に対して継続的にコミュニケーションをとり、再雇用や協業の可能性などにつなげるのがこの活動の目的です。

実際に、当社の卒業生には、退職後ビジネスパートナーとして当社の業務に関わってもらう方も多くいます。当社を退職後、メジャーリーグの通訳になった元社員には、先日、当社主催の国際交流イベントで講演をしてもらいました。また、退職後漫画家になった元社員は、当社の経営計画書にあたる「イヤーブック」の初版デザインの作成に関わってもらっています。ほかにも個人事業主として通信ネットワークの業務に関わる人や、取引先として海外対応案件を発注してくれる人もいます。

当社にとっても、退職者がOB会にきてくれるかどうかは、いい企業文化を維持できているかのバロメーターになります。いい会社であれば、また顔を出したい!と思ってもらえるはずだからです。これからは、一生働く人しか受け入れないという企業文化では優秀な人はやってこないと思います。会社は社員の強い成長意欲に組織・制度を合わせていかなければなりません。

OB会のみなさんは、当社を「卒業」するという決断をして、その結果、新しいキャリアをつかんでいる人たちです。当社はこのような「夢を追う人」の手助けをしたい。ただそれは、その努力をしている人に対してだけです。「やりたいやりたい」と言っているだけで行動しない人、「いつかやる」と言って一向にいつかが来ない人には手助けしようとは思いません。うまくいくかわからない、でもやってみようと思って行動する人を助けていきたいと考えています。

OB会組織を持つ企業は、当社を含め、日本ではまだまだわずかです。アルムナイを大切な資産と位置づけ、アルムナイが活躍している人材輩出企業であることが当社の強みとなるように、これからもOB会活動を強化していきたいと思います。

 

もう1年経ちました

 

 

 

毎年7月に、その年の6月までの1年間で結婚された社員を集めて、「結婚お祝い会」というイベントを行っています。今年も7月上旬に、開催しました。

最近の風潮なのか、当社の風潮なのか、結婚をしてもそれを公言したがる社員が少なく、結婚式を催すという社員も多くありません。昔の会社なら、結婚をしたら結婚式を盛大にやって、社長にスピーチをしてもらう、というようなことが多くあり、社長はスピーチを考えるのに一苦労、なんてことがあったのかもしれませんが、現在の当社ではお祝いを伝えるチャンスがほとんどありません。

これは悲しいことなので、お祝いをする機会を作ろうとはじめたのが、この「結婚お祝い会」です。本当は結婚された社員をひとりひとりお祝いするのが一番いいのですが、年間10組以上あり、それはけっこう大変なので、1年間でまとめてお祝いする機会としました。会社近くの赤坂のレストランを借りて、食事会を行います。

会には社員だけでなく、そのパートナーの方も招待します。パートナーの方々も、お相手から聞いているうちの会社の雰囲気に興味津々で、喜んで参加いただいています。「みんな留学生」とか「いろんな国の人がいる」とか、「変わった社長だ」とか、いろんな話を聞いている中で「一度会社を見てみたかった」と、来られる方が多いです。

パートナーの方同士は初対面ではありますが、同時期に結婚された者同士、すぐに話が弾みます。お酒が回り始めると、夫婦同士のささいなグチなんかが出てきて、それを聞いているのも楽しい時間です。そのときの社員同士の気まずい顔が、いい顔してます。

社員にとっても、自分が働いている会社や同僚の雰囲気を、パートナーに直接伝える機会となり、パートナーの方への安心感につながります。最初はパートナーを連れてくることに躊躇していた社員も、会のあとは「連れてきてよかった」といってもらえています。

会社にとっても、「ちょっと変わった会社だけど、怪しい会社じゃないですよ」と、パートナーの方へ伝えることができ、お祝いをすること以上のメリットを感じています。

数年前の会では、パートナーだけでなく、お母様も連れてきた社員もおり、当社をそうやって家族に紹介しようと考えてくれる社員にとても感謝し、この会をやってよかったなと感じました。そして、その気持ちを毎回感じることができます。

会は年を重ねるごとに参加者が増え、数十名単位の食事会になってきていますが、結婚する方が増えるということは、「パートナーがいることが仕事の力になる」と考える当社としては、とても好ましいことだと思っているので、この先、たとえ参加者が100名を越えても、ぜひ続けていきたいと考えています。

 

先日、会社見学にきた中学生に、アフリカのシマウマを塗ってもらいました。

 


 

うちの会社は何会社?

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前回、当社は人材派遣会社でもなく、人材紹介会社でもない、と書きました。では、当社は何の会社か?
設立当初はシステム開発会社と名乗り、業種の分類も「ソフトウェア開発業」とか「システム開発業」に分類をされていました。しかし、設立から10年以上経ち、その分類は少し違うかなと考えたりしています。

当社の業務はITに関わるので、IT企業ではありますが、プログラミングなどのシステム開発の業務をおこなっているわけではありません。しかしシステムを作り始める段階でのユーザとの要件定義やスケジュールの策定などは、通訳翻訳をしながら参加します。また、最終テスト工程なども、海外のユーザとともに立ち会うこともあります。中間工程である開発はしませんが、上流と下流の、ユーザとやり取りが発生する部分は英語が必要な場面なので、作業を行います。その意味では、システム開発には参加していますが、システムを作っている感はあまりありません。ですので、システム開発業と言われるとちょっと違和感を感じます。

とはいえ、開発要員やテスト要員など不足している部分の単なる穴埋めのために人材を派遣する人材派遣会社ではありません。全体の工程を見ながら、でも活躍するのは最初と最後の部分。システムを作っているわけではないけど、作っているプロジェクトで業務します。

また、お客様先に営業に行っても、よく「御社は何の会社なの?」と聞かれます。一通り説明を聞いて始めて理解してもらえるのですが、こんなときに、当社のサービスを一言で表せる言葉があるといいなと思います。当社の業務はなんと言えばわかってもらえるだろう。。。

そんなことを考えていたとき、ある雑誌のインタビューを受けました。取材した記者さんに、取材を終えたあとでこんなことを言われました。
「御社の業務は一言で言うと『国際IT人材サービス』ですかね。ITでもあり、人材会社でもある。しかも、人材は国際的な人材を扱う。」

「国際IT人材サービス会社」。当社の今の業務を、ちょうど言い当てていると感じました。
国際IT人材サービス。人材を提供するけどその人材はITがわかる国際的な人材。この言葉を検索してもぴったりのヒットがないのですが、それも他にない新しいサービスを表していて良いと思います。

『国際IT人材サービスの、アレックスソリューションズ。』ちょっと長いですが、今のところこれが当社の説明に最適かなと思います。
というわけで、当社は国際IT人材サービスの会社です。いつか、「国際IT人材サービス」というサービスがたくさんの方に認知され、そのサービスを行う会社は当社だと認知されるようになる日が来るまで、これからコツコツPRしていきたいと思います。

 

前回とどこが変わりましたでしょうか?

 

 

派遣免許と紹介免許

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当社は人材派遣免許と人材紹介免許を持っています。ですので、当社を「人材派遣会社」とか「人材紹介会社」と思われる方がいますが、私は当社を人材派遣会社とは考えていません。

派遣も紹介も、顧客との契約の都合上免許が必要なため、取得をしています。当社の業務は、顧客企業の海外対応業務を代わりに請け負って行うので、顧客との契約は「業務請負」という契約形態で行うことがほとんどです。しかし顧客によっては、派遣契約での契約を希望する顧客もおり、そのための対応として派遣免許を取得しています。

人材紹介免許は、当社内の事情によって取得をしました。当社に限らず、この業界は、社員の引抜きが多く発生します。とくに昨今の人材不足の中、外資系企業は高額な報酬や好条件を用意して、声をかけます。外資系企業や大手企業に常駐することの多い当社社員は、特に声をかけられることが多いと聞いています。声をかけられるということは、それだけ評価をされているということなので、それ自体は悪いことではないと思うのですが、それを会社側に知らせずに、水面下で交渉をする常駐先企業がいるというのが問題です。

会社を想う社員は、ちゃんと会社に報告・相談してくれます。また、取引先のことを考える顧客は正々堂々、営業を通して、紹介をしてほしい、移籍をお願いできないかと打診してきます。しかしまだまだ多いのは、水面下で交渉をまとめ、社員に時期を決めて退職させ、翌月から常駐先の社員として同じ現場で業務をさせる、というケースです。

水面下で引き抜く企業に常駐させることは、当社にとっては大きなリスクです。また、引抜かれる社員にとっても、会社には自主退社のそぶりをしつつ、移籍後は元の会社とのつながりはなるべく持たないように気を使わなければなりません。引抜き企業にとっては採用費用をかけずに即戦力を確保でき、引抜かれる社員にとっては好条件で転職できる。双方メリットがあるかも知れませんが、双方、元の会社にうしろめたさや後味を悪く感じることはないのでしょうか…。

この良くない取引をさせないために取った免許が、人材紹介免許です。当社社員が常駐先企業から移籍の話をもらったら、人材紹介のスキームで営業を通して交渉をする、ということにしています。紹介サービスの利用という形で交渉ができれば、常駐先も正々堂々話ができます。また、紹介契約が成立すれば紹介料を常駐先からいただくため、移籍する社員も、当社を退社する最後まで、当社に貢献することになり、こちらも堂々退社ができます。退社後も、OB会などの退社者の会合に参加しやすくなります。

引抜きが悪いと言うわけではありません。当社の社員が「他社が欲しがるような人材」に成長しているのであれば、それは当社で仕事をすることで成長ができたということで、当社にとってはむしろ良いことかもしれません。ただそれを堂々とやり取りすることで、社員、当社、常駐先の3者がみなハッピーになると思うのです。そのための対策が紹介免許の取得ということです。せっかく育てた社員を、顧客に自ら紹介するために免許をとったわけではありません。

重ねてお伝えしますが、当社は、一定期間人材を預って業務をさせる「人材派遣会社」ではありません。また、即戦力の人材を他社に紹介するだけの「人材紹介会社」でもありません。IT未経験者を正社員として雇用して、その人が立派なブリッジエンジニアになるように、育て、伸ばし、サポートする「人材育成会社」です。

セキュリティや顧客の立地などの都合で、顧客先へ常駐するスタイルをとっていますが、それは社員のすべてを顧客へ預けているという意味ではありません。作業場所がお客様先だというだけで、ほかは自社で勤務する一般的な会社員と変わりません。ですので、帰社weekや各種イベント、様々な研修など、派遣会社と違いが出せるよう工夫をこらし、社員を育て、伸ばすための取組に力を入れているのです。

 

真ん中あたりの大きな魚が塗られましたよ~

 

 

4月は、その年度の学校行事や地域行事の係や役員を決める季節です。幼稚園、保育園、小中高校のPTA活動、保護者会活動、居住する地域の自治会活動など、参加すべき活動が多く存在します。

また、5月は、運動会や授業参観を行う学校も多く、それらのイベントも、子を持つ親としては参加してあげたい行事です。

このような学校行事や地域行事などの子育て・地域支援活動に参加するために年次有給休暇とは別に取れる特別有給休暇が、「子育て・地域支援活動休暇制度」です。1年に3回まで取れるようにしています。

これまでは「仕事があることでこのような行事に参加できない」という方が多く存在し、社会も仕事を優先する雰囲気がありました。しかし、最近では「一億総活躍」や「女性活躍推進」等の言葉がメディアに増え、働き方を変える機運が社会的に高まり、企業の中にも、仕事と家庭の両立を支援する取組が続々と増えてきています。その中で、以前よりワークライフバランスを重視している当社も、当社社員が活用できる両立支援制度としてこの制度を策定しました。

当休暇制度は、下記のような活動の際のお休みを対象にしています。                            
(1)入学式、卒業式、運動会、発表会、授業参観等、義務教育の子の学校行事への参加                            
(2)幼稚園、保育園、小中高等学校の、子の学校組織によるPTA活動への参加                            
(3)定例会、防災活動、清掃活動など、居住する地域の自治会活動への参加                            
(4)地域の祭礼や冠婚葬祭の補助など、居住する地域の自治会行事への参加  

子育て社員だけでなく、独身社員、外国人社員にも活用できる休暇です。                                        
この制度の趣旨は、「子どもの入学式や運動会、授業参観、PTAや町会の会合、地元の祭りなどに、どんどん参加してください」ということです。これらのイベントに積極的に参加することが、子育てと地域への貢献になります。当社は、その貢献活動に支援をしたいと考えています。    

逆に言うと、「仕事があるから授業参観には行けないんだよ」とか、「仕事があるからPTAは奥さんに任せる」というお父さん社員は、当社では言い訳はできません。また、「地元のお祭りがあるけど、休みが取れないから参加できない」という若手社員の言い訳も通りません。

子育ての行事や地域の行事を、わずらわしく思わず、積極的に参加する社員を多く育てていきたいと思います。

 

一歩ずつ、一歩ずつ。

 

 

今回は、この3月4月に毎回行う福利厚生の仕組みをお伝えします。

毎年2月か3月、当社の決算期を迎えるあたりに、「勤続5年会」という食事会を行っています。勤続5年目を迎えた方を集めて慰労する食事会です。今年も、3月の金曜日に赤坂の高級割烹で行いました。入社5年目になると、この業界のことが一通りわかり、私と同じ目線でこの業界を見渡せるようになる方が多く、毎回、会社のことや現場のこと、いろんなお話をゆっくりできます。時にはすばらしいアイデアが出たり、良い提案があったり、「みんな成長したなぁ」と感じられてとても感慨深く、ひとりウルウルしています。

この会では、参加した方へのおみやげで、自分の入社時の履歴書のコピーをお渡ししています。5年前に自分が考えていた将来像が、今その通りになっているのか、考えてもらえる良い機会にしています。皆さん一様に、自分の5年前の写真やコメントに苦笑いですが、でも5年前と今を比較すると、確実に自分が成長しているのがわかり、当社に入って自分が成長していることを実感する機会になっています。そして、この先の自分の更なる成長を期して、気持ちを新に、業務に邁進していきます。

そして、4月に行う「社員総会」では、「勤続10年表彰」が行われます。ここでは勤続10年目を迎えた方に、賞状と記念品をお渡しします。当社では、年に3回、全社員が集まる社員総会を行っていますが、4月は前期の決算報告に加え、この「勤続10年表彰」を行います。

今年の勤続10年の方々は、「新橋組」。新橋のシェアオフィスにいたときに入社したグループです。シェアオフィスの共有スペースをつかって、研修を行っていたことが懐かしく思い出されます。そのころと比べると、いまのオフィスのなんと充実していることか。会社が成長していく過程を、リアルに感じられた世代だと思います。そのメンバーも10年。月日の立つのは早いものです。

勤続5年会も10年表彰も、「お疲れ様でした」と過去のことを振りかえるよりも「これから先もがんばりましょう」と、前を見るために催される仕組みです。当社は、この先も、15年、20年、30年と、社員・会社の成長とともに、新しい福利厚生の仕組みを作っていきます。
 

少しずつ、前進しているはずです。。。

 

 

 

これは研修制度というよりボランティア休暇にちかく、福利厚生制度の一つとしても捉えられる制度です。

当社には今までJICA(青年海外協力隊)ボランティア出身者が10名ちかく在籍しています。また、JICAや国際協力の仕事を希望しつつそのチャンスをつかむ準備をしている社員も多くいます。彼らは、国際協力の分野では専門知識と経験が必要ということで、当社でITと英語の専門性を磨きながら、国際機関への挑戦の機会を待っています。

JICAとは顧客としてのつながりもあり、数年前に、本業の打合せの雑談で、「当社は海外経験があって英語のできる現役のITエンジニアをアフリカに派遣できる」と話をしたところ、「民間連携ボランティア制度」への参加を打診されました。この制度は、2012年に創設された、企業と連携した新しいボランティアプログラムです。

JICAとしてはボランティアに従事する人を企業から派遣することで、より専門的な活動ができるということ、当社としては社員のITスキルと英語スキル、海外経験を活かして発展途上国でのIT化のお手伝いをするという社会貢献活動ができ、お互いにメリットがあるということで、話はトントン拍子にすすみ、1年後には第1号のボランティア派遣を実施することになりました。

当社のような社会貢献活動は、プロボノ活動とも呼ばれます。プロボノ(Pro bono)とは、各分野の専門家が、職業上持っている知識スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動のことです。対外的には社会貢献活動でありながら、当社にとっては、社員の経験値を増やす研修の一環ととらえ、「JICAプロボノボランティア研修制度」と名づけて、活動を始めました。希望する社員は、海外研修制度と同様、有給での3ヶ月から半年のボランティア活動に従事します。

社員を派遣するに当たって、JICA側に要望したのは、「期間半年まで、ネットワーク構築などのIT業務、派遣先は英語を使えるアフリカ諸国」というけっこう無茶な内容。その条件で出てきたのが、「マラウイ国ゾンバでの大学内ネットワーク環境の調査・把握、本部事務所内のネットワーク構築」という業務でした。大学内事務所のコンピュータはネットワーク化されておらず、メンテナンスもされていないということで、ボランティアの要請に至った、ということでした。

社内で派遣隊員を募集したところ、男女数名からのエントリーがあり、1名の男性社員が派遣されることになりました。そのあたりの詳細は、下記、JICAボランティアサイト「JICAサポーター宣言」に記事が掲載されています。

「JICAサポーター宣言」 http://supporter.jica.go.jp/company/alex/index.html

実は、第1号以降、次のボランティアを派遣できていません。取引先との調整や、1年未満でのボランティア業務の形成など、なかなかタイミングを合わせて派遣することができずにいます。また、派遣が決まると、事前研修への参加や事前提出書類の作成など、業務をしながらの準備が大変で、それに二の足を踏む社員も多くいます。

それでも、当社はこれからも、途上国で自分の力を試したい社員を、コツコツ集めて育てていきたいと思っています。その社員が将来、国際協力の分野や社会起業家、NPOなどの社会貢献活動に携わる夢を、現実に変えるお手伝いをしていきたいと思います。

 

日本の横のサル?が塗られました。


 

当社は毎月最終週1週間を「帰社Week」と名づけて、月1回の社内報告と社員同士の交流会を行っています。以前は最終週に1日だけの「帰社日」の設定でしたが、その日がちょうどお休みとか、残業が入っていると参加できなくなってしまうため、その週丸々を帰社する日にすることにしました。

常駐している社員は、1週間のうち都合の良い日を選んで帰社します。この仕組みにしたのは5年以上前で、帰社する社員の割合が導入前より格段に増えました。今では、全社員の7割から8割が、毎月帰社しています。当社の社員が、違う現場で業務をしていても社員同士仲が良いと言われるのは、この仕組みのおかげでもあります。

帰社Weekでは、報告や懇親会だけでなく、レクリエーションやランニング、ウォーキング、英会話など様々な企画に一緒に取り組んで、社員同士の絆を深めます。レクリエーションでは、ダーツをしたり、UNOしたり。ランニングでは、1時間ほど赤坂の周囲を走ってきます。直近では、東京マラソンより前に、東京駅まで走ってきました。LANケーブルを自作するという、IT向けの会もあります。年に1回は全員必ず参加してもらう会として「セキュリティ研修会」も行っています。これらの各イベントに加え、毎日行っているのが、英語会。ネイティブの英語講師と、英語学習カードゲームを、英語のみで行っています。

社員は、毎月始めに送られてくる社内メールで、当月の帰社weekのスケジュールを確認します。自分の都合と、その日に開催されるイベントを確認して、予約メールを送り、当日参加するという流れです。その日がちょうど残業が発生したなどで来れなくなると、別日に振り替えをすることができます。

これらの仕組みに加え、昨年から始めた活動が、「帰社して世界の子供たちを救おう」。帰社Week中オフィスにて古着や不用品の回収を始めました。回収したものを箱につめてNPO団体に送ると、途上国への寄付になるとか、ポリオワクチンを配布できるという活動があり、それを利用して、自分たちの不用品を集めて世界の子どもたちを救おう、と言う活動です。

活動を始めると、袋につめて自分の古着や不用品を持ってくる社員がたくさん現れました。帰社することが第一目的なので、郵送で送ってくることは禁止にして、手持ちでもってきてもらうことにしています。帰社Weekごとに回収して、送った結果、現在までで20人分以上のポリオワクチンを、途上国へ配布しています。

当社がなぜ、社員が帰社することに力を注いでいるのか?それは、直接顔を合わせてコミュニケーションをとることが、社員の仲間意識、帰属意識を高めることになるからです。また、他の社員の顔が浮かべば、うかつに不正や怠慢な行動をするわけにいかず、セキュリティ意識を高めることにもつながります。自分が現場でなにか粗相をすると、他の現場のメンバーの顔に泥をぬることになる。顔がイメージできればできるほど、その顔に泥をぬるようなことができなくなります。わざわざ顔を合わせるのはこのような、不正やセキュリティインシデントを抑止する効果があると考えています。

ただ単に、自社に帰ってきて報告を聞いて家に帰る、では帰社することが億劫になると思います。せっかく帰社するのなら、なにかプラスになるようにと、本社では様々なイベントや企画を日々考えて、社員の帰宅?帰社を待っています。
 

今期(11期)最後のぬりえの姿です。

 

 

 

 

当社の新人研修は、平日夜間に行っていると以前書きましたが、その講師は、現役のエンジニア社員が持ちまわりで行っています。

 

毎日3時間の授業があり、そのうち1時間はネイティブの英語講師との英会話レッスン。のこりの2時間でITスキルやビジネスマナーの講義、プレゼンテーションの発表、ネットワーク機器を実際に使った実機演習などの授業を行っています。講師をやる社員は、現場での業務後にオフィスに戻り、授業を行います。当社ではこの仕組みを「オシオソ制度(教えることは教わること制度)」と呼び、全社で対応をしています。

『教えること』つまり、自分が先生になって説明をすると、実は自分が一番理解しているという経験、ありませんでしょうか?この「教えることで勉強する」経験を社内研修に取り入れるべく、当制度は開設されました。

「コミュニケーション能力を磨きたい」「資格をとりたいけど時間がない・・・」
「勉強したいけどやる気が起きない・・・」
現場でこんな悩みを抱える社員に、コミュニケーションを磨きながら一緒に勉強もする方法として、社内研修の講師をお勧めしています。

教える相手がいることで、学習目標が明確になり、学習意欲も必然的にわいてきます。コミュニケーションを磨きながら意欲をもって勉強にとりくみ、アルバイト代も稼げる、一石三鳥の社内研修制度です。

また、このオシオソ制度にはほかにもメリットがあります。当社の社員が、今後、リーダー業務や部下をもつ仕事をするとなったら、相手のレベルに合わせて適切な説明が出来る必要があります。研修生のIT知識は人によって差があるので、そのなかで、その人に合わせた説明をする訓練をしておけば、現場で同僚部下に説明をする際にも有用であると思われます。

さらに、研修講師をやることは、「少人数でのミーティングを想定して説明の練習をする場」と捉えることもできます。現場でのミーティング、業務引継ぎの指示、お客様への報告など、仕事の中で2,3人の人数に対して説明をするシーンが多くあります。そのときに、的確な指示説明ができないと、仕事に混乱をきたします。講師はそのような、少人数に対してわかりやすく説明をする、良い練習の場です。指示をされる側から、「指示をする側」へステップアップするには、このスキルが必須になります。いつまでも指示される側に居ないように、講師をやって、指示する側のスキルを身につけることを勧めています。

そして、講師をやるともちろん講師代と交通費が支給されるのですが、それだけでなく、当社には「講師専用冷蔵庫」があり、講師はそこからドリンクを無料で取っていいことになっています。その冷蔵庫には毎月市販のドリンクが補充され、水やコーヒー、炭酸飲料、エナジードリンクなどを選ぶことができます。業務後に研修に来てくれた講師に対して、なにか目に見える労いをしたいと考え、「翌日のために飲むドリンク」を持って帰ってもらったらいいのではないかと考えました。ドリンクを飲みながら、講師後に私と話すことで、代表へ直接、現場の状況や自分の希望を伝えることもできます。これは想定外ですが、講師と研修生に恋が生まれ、社内結婚へと発展したケースもあります。

このように当社では、社内研修を、受講生だけでなく、教える側にとってもメリットのある仕組みととらえ、全社を巻き込んだ研修制度、福利厚生制度に育てています。

 

毎週土曜日に開催している国際交流パーティーに参加された方にも塗ってもらっています。

 

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 

2018年第1弾は、細かすぎて伝わらない福利厚生制度その4、「フリー研修制度」。

 

フリーバカンス制度は、1年勤務した社員を対象に、1ヶ月の特別有給休暇を付与する制度です。1年ごとに権利が発生しますが、数回使っていると、しばらくは長期の旅に出なくてもいい、という人も出てきます。また、家族の事情等で、なかなかフリーバカンスは使えない、という方も出てきます。
 

そんな社員のために、フリーバカンス制度を補完する仕組みとして作ったのが、「フリー研修制度」。入社4年目以降の方を対象に、バカンスに行く代わりに、外部の研修を無料で受けられる制度です。

 

当社で3年の経験を積めば、英語もITも立派なキャリアをもっているはずで、その先のスキルを磨くには当社内の研修だけでは難しい。それでは外部の研修を好きに受けてもらおうという発想です。とくに、個人ではなかなか受けることが難しい、高額で数日間にわたる研修を対象にしています。
 

対象になった社員は、サイバーセキュリティの研修や、MBA講座の受講、クラウドサーバーの構築実践演習などにこの制度を利用しています。

 

当社では、入社4年目以降になると、フリーバカンス、海外研修制度に加え、当制度も使うことができ、キャリアアップの選択肢が英語だけでなくITスキルにも増えます。海外経験だけでなく、IT経験を積んだ社員もさらにスキルを伸ばしていける環境を、今後も整えていきます。
 

今年もコツコツと塗っていきます。