連休中、甥っ子(←妹の子供)を連れて新宿界隈で買い物。
私は子供に全く縁の無い生活を送ってきたので、
妹に子供が出来るまでは
「子供って世間ではどういう扱いを受けているのか?」
ってのを全くと言っていいほど知らなかった。
甥っ子を連れて歩くようになって初めて
「いかに大都市が子連れのお母さんにとって優しくないか」
ということを思い知り、毎回腹を立てている。
とあるデパートのエスカレーター。
子供は当然、手をつないで乗せなくては危険である。
甥っ子はまだ4歳になったばかりで、
乗り降りの時も簡単にコケるし、
とてもじゃないが、1人で立たせることは不可能。
そんなわけで妹が甥っ子の手をつないでエスカレーターに立ち、
その後ろに私は1人で立っていたのだが、
子連れは荷物も多いし、2人で立つだけでもちょっと幅を取るわけで
他の人が横を通る隙間はなくなる。
今みなさんもよく、エスカレーターの片側(主に右側)を
急ぐ人が駆け抜けていくというのを見ていると思うが、
(或いは皆さんもそうやってすり抜けていると思うが)
私の横まで詰めて下りてきた男が妹の横をすり抜けたいのに
すり抜けられずイライラしている様子。
横をすり抜けたい若者にとって子連れは
「邪魔な存在」らしい。
そのイライラを募らせた彼は、
こともあろうに妹をつきとばしてすり抜けていったのだ。
デパートの放送で
「お子様連れのお客様は、お子様を中央に立たせ、云々・・」
という放送が流れるが、
実際問題エスカレーターで子供を真中に立たせたら
このケースのように
急いでいる奴らにがんがんぶつかられることになり、
そのほうがよほど危険。
当たられたのが妹だからまだいいものの、
彼は4歳の子供にも体当たりしてすり抜けていくんだろうか。
突き飛ばしたあと、下を歩くその男と
私も妹も目が合った。
私はその彼の行動にむかっと来ていたし
後で聞いたら妹もむかついて睨んでやったそうだが、
こともあろうにそいつはこちらを睨み返してきた。
「俺様が通るために右側をあけるのがマナーだろ」
とでも言わんばかりに。
そもそもエスカレーターというのは
社会的弱者・・子連れ、妊婦、身体の不自由な方々のために
階段を上るキツさを緩めてくれるアイテムであって、
健康な奴は階段を昇ればいいのだ。
辛い、苦しい人のためにこそ文明の利器はある。
ただ、弱者がそこにいない場合に限り、
お互いに譲り合って、急いでいる人を通してあげましょう、
という「譲り合いの精神」から
どちらか片方に立ちましょうという暗黙の了解があるわけで、
それを「我が物顔」で「当然の権利」と思うのは
大きなまちがいだろ。
君がいつか家庭を持つ日が来て、
配慮の無い大人たちに自分の子供が痛い目にあったそのとき、
はじめて「妹が何故睨んだか」を思い知るのだろう。
(いや、そんなマナーのなってない奴は
永遠に気づこうともしないかもしれないが。)
その男は背も高いし、20代前半くらい、
しかもハンチング帽なんぞをかぶって
かなりおしゃれな格好をしたイケメンだった。
外側がどんなにイケメンだって
中味がそれじゃね。
本当のイケメンっていうのは心も綺麗なのだから。
そいつにもう一度会ったら言ってやりたい本日の一言。
『そんなに元気があるなら階段を使え!!!!!』