ジブリ美術館に行ったことがある方はご存知かと思うが、
中にある小さな映画館で15分程度の短編映画を上映している。
そこで短いながらも素晴らしい作品を鑑賞していたら
1人で歩けるようになったくらいの男の子供が
最初ドカドカと足で椅子を蹴り、そのうち
ばたばたと階段を昇ったり下りたりはじめた。
狭いスペースだけに、非常に足音が響き、
また子供の無遠慮な歩き方ゆえ、
ものすごく異常な音が会場内に響き渡り、
中で鑑賞していたほとんどの人は
「何事か?」とその子供を一斉に見た。
最初、親が止めるだろうと思っていたのだが、
誰も子供を静止する様子がない。
まさかそんな2歳程度の子供が1人で美術館に来るはずもなく
間違いなく親はどこかにいるはずなのだが、
一向に子供を静止する様子がみられない。
観客はついその大音響の足音と、
子供の動向に目を奪われ、
8割方の人は子供ばかり見てしまい、映画を見ていない。
するとやっと親らしき奴が
一度だけ子供を抱えて席に戻っていったのだが
そんなのはほんの一瞬の話、
子供はまたすぐに立ち上がり何度でも階段を上り下りし
そのたびに騒音でみんなが眉をひそめているのに
親は完全に無視。
無視というか放置したまま自分だけ映画を見ている。
こういう親がいるからとんでもない子供が育つのだ。
親が叱らずして誰が子供を形成していくのか。
「まだ言ってもわからない年だから」とか
「言ってもどうせ聞かないから」
という言い訳をよく聞くが、
私が知っている限り子供はちっちゃくても
ちゃんと人の言葉を聞くし、理解する。
小さいからといってそんなにアホではないのだ。
もしもまだ理屈がわからない年だと言い張るのならば
じゃあ、
公共の場所では、親は勇気をもってその子を連れて
外に出るべきである。
自分が犠牲になるのは子育てにおいて当たり前のこと。
例えば映画の上映中にどうしても咳が止まらなくなれば
私はそこをたって外に出るだろう。
それが公共の場でのマナーだからだ。
製作スタッフに敬意のかけらもないそんなアホ親のせいで
ほとんどその場にいた観客達は
あの映画の途中の場面を見ることが出来なかった。
私もその事件に目を奪われた間のストーリーは
全く覚えていない。
そんなに映画が見たいのなら、誰かに預けるなりしてくればいいし
預ける人がいなければあきらめる。
それが親だ。
自分の欲望も叶え、子供もキープなんて
都合のいいことは考えるべきじゃない。
子供は産みっぱなし、
適当にやってても勝手に育ってくれる、
この調子では将来の日本は今以上にニートなりなんなり
自分で自分の生活も出来ないようなどうしようもない人間だらけになる。
犠牲になる精神もないのに
後先考えずに子供を産むな。
ちゃんと覚悟してから子供を持て。