
あの有名な高塚猛さんの本です

22歳でリクルートに入り、29歳で畑違いの盛岡グランドホテルに総支配人として入り、
独自のやり方で再建不能と言われていたホテルを1年で黒字化
3億5000万の売上を7年後には21億9000万にしたと言われているから驚きです

その後、ダイエーの中内オーナーからお声がかかり、
福岡ドーム(現福岡ソフトバンクドーム)、シーホークホテル&リゾート(現JALリゾート)、福岡ダイエーホークス(現ソフトバンクホークス)の3事業を担当し、
1年半で78億の赤字を3億の経常赤字に圧縮した実績がある
伝説のターンアラウンダーとして尊敬されていた方です
福岡在職中にセクハラ問題で辞職される結果となり残念には思いますが、
ホテルに対する考え方には私も共感し、尊敬しています
この本にも書かれているように、高塚さんの再生のキーワードは
・スタッフ(部下)のモチベーションを上げること
・お客様を心から喜ばせる、感動させること
つまり、思いやりをもった環境作りを徹底したのだと思う
何気ないことですが、本より注釈し、
ホテルは泊まることが目的ではなければ、食事をすることが目的でもない。
これらはただの手段に過ぎない。
大事なことは、人が交流する出会いの場を提供すること。
つまり、その特別な時間に誰と一緒にいたのか。
どんなことをして思い出に残っているのか。
人間、何気ない過去は次第に忘れ去るものですが、
感動した思い出はずっと脳裏に焼き付いて離れないものです


自分に何が出来るのか
じっくり考えてみたいと思う