先の記事で避難訓練のことを書きましたが、この避難訓練で決定的な日米差みたいなものを感じました。

日本の避難訓練(私の前の職場)では、勤務先から支給された救難リュックを持って避難することになっていました。このリュックには、勤務先が用意したヘルメット、軍手、非常食3日分、飲料水、笛など、避難中またその後のことを考えた物資がつめられていました。

ところが、こちらの避難訓練では何ももたずに手ぶらで避難しなさいと言われていました。特に携帯電話や水分のペットボトルは絶対ダメ!と事前に念押しされていました。
実際に避難訓練本番では、たまたま携帯電話を持ってきてしまったExecutiveが鬼軍曹から大目玉を喰らっていました。どうやら避難時に物を持ってきてはいけない理由は、うっかり落としてそれにつまずいてみんなが怪我をしたり避難経路の邪魔になると困るから、ということらしいのですが、私はいまいち解せませんでした。

避難したら直ぐに家族に無事を知らせたいし、その後食料が乏しくなるのは目に見えている、だから救難リュックに詰めて用意しておくー、というのが日本の考えだと思う。でもアメリカではそういう考えはないのだなーと。
まあ、飛行機も避難する時は手ぶらが鉄則のようだし、「何も持たずに」のほうがもしかすると世界的には多数派なのかもしれない、と思ったり。

個人的にはせめてお財布(現金)、携帯電話、鍵(車&家)だけは持って避難したいと思い、鬼軍曹に見つからない(というより落として周りに迷惑をかけない)ように、服の下にそっと忍ばせられるファニーパックを用意しておこうと思ったのでした。

少し前に勤務先で避難訓練があった。
シカゴ消防局(?)の人が立ち会う中、非常階段を何階か降りての訓練だった。

かるーい気持ちで参加したら、この消防局員のおじちゃんが鬼軍曹並みに怖くて驚いた。
まさに軍隊式に、整列して非常階段を進むよう怒鳴られ、私語をする者があれば「お前は死にたいのかー!!」と怒る。たまたま参加したExecutiveに対しても、「その身勝手な思考で何人が巻き込まれて死ぬことになるのか、真剣に考えろー!! 訓練を本番と思って臨めない者は本番を生き延びることはできない!」とカミナリを落としていた。


あー怖かった。

 
最近、ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画、イミテーションゲームを見ました。

カンバーバッチはBSでシャーロックを見て以来、その個性的な外見から気になっている俳優。
映画自体については、ナチスドイツの暗号、エニグマの解読に絡む話、程度にしか前情報を持たず見始めました。

話の早い段階で、一緒に鑑賞していた夫とともに「おや??」という疑問符が浮かび、最終的に映画が終わった後にもやはり疑問符が残り、ネットで調べることに。
すると、この映画の邦題に「エニグマと天才数学者の秘密」という副題がついていることが判明し、これで納得がいきました。主題の「イミテーションゲーム」には色々な意味がこめられていたわけです。

その後も気になって、カンバーバッチがこの映画で演じた数学者、チューリングについても調べてみると色々と悲しい歴史が…。

ネタばれになるといけないのでこれ以上は書きませんが、まだ観ていなくて気になっている方、ぜひお勧めです。