2018.12.24 クリスマスに外泊 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

22日から24日までは三連休で病院も外来は休みである。

これらの日は自分でも採血もなにもない三日間に当たるので、外泊とした。

しかしながら、それが治験の場合、規定により連泊の許可はおりないのである。

連泊はできないが、一泊して翌日に一旦病院に来て、それから再度外泊の許可を出せば可能だということである。

つまり、再度許可申請の為来院しなければならないのである。 杓子定規なものである。

多分、それを含めて治験の規定なのであろう。馬鹿馬鹿しいがそうなっているようである。

 

今回も、天気の良い日に外泊をしてバイクで出かけようと思っていた。

予報では24日の月曜日は良い天気。

気温は12度ぐらいであったが、風があった。体感温度は下がるだろうと気象予報士は言っていた。

予報通り、やはり寒かった。

それでも、今年最後のツーリングになるかもと思い、箱根方面に出かけた。

 

途中までは青空の広がる良い天気だったが、小田原厚木道路を小田原PAで休憩したところで、箱根の山が雲に覆われてしかも霧のように煙っており、雨が降っているのが予想された。これでは富士山の絶景は望めない。残念ながら、Uターンして雨を逃れた。

雨の箱根に比べて、都心の天気は良かった。雨の心配はなかった。

富士山を背景にしたバイクの写真を、今年の最後のツーリング写真にしようと思っていたが、残念ながら叶わなかった。

 

残りの四日間で、生検、各種検査、三回目の治験薬投与、そして28日には退院の予定である。

長かった入院生活もこれで終わる。 一月にCTを撮って、治験薬の効果を確認することになるが、がっかりしない結果となることを期待したいものだ。