2018.11.29 治験開始 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

今日から治験が始まる。 ニボルマブ(オプジーボ)が自分に効果があるのかどうか。

 

以前の抗がん剤は、何時間も掛かることがあった。

標準的な大腸がんの抗がん剤で、三日間50時間程も点滴に繋がれていたことがあった。

そのために、三日間入院していたこともある。

病院を変えてからは一日だけ病院で点滴を受けて、後の二日は携帯用の入れ物に抗がん剤を入れて家で生活しながら治療をしたこともあった。

 

今回の治験薬は薬の投入時間は10分程だそうで、以前の抗がん剤とは違う。但し、検温と採血そして心電図の検査がやたらとある。

どういう具合を調べたいのかは何も分からない。そんな事はどうでもいいけども。

効果がある薬かどうかが最大の関心事。

 

仮に効果が無かったと判断されても、それっきり今後の治験が受けられないということではないようだ。

でも、次々に色んな治験を受けられるというわけでもないらしい。

効果のある薬に出会えるまで、次々に試せれば可能性も膨らむのに。