2016.5.27 呼吸器外科N医師の診察 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

6月8日の再入院に向けて呼吸器外科の診察があった。
一週間前にCTを撮っており、その結果を合わせて説明された。

N医師からは、CTの結果、やはり腫瘍は一個だけである。
部分切除を胸腔鏡で実施予定であり、比較的に難しい手術ではないので、安心するようにとの事だった。
部分的に削除するが、呼吸が苦しくなるようなことはないでしょうとも言われた。

モニターに映った肺のCT画像とテキスト文字を見ると、腫瘍の数は一個で16ミリとの表示もあった。
一か月以上前には1センチ程度と言われたが、それよりも多少は大きくなっているような気もする。

N医師は平成9年卒、呼吸器外科の助教授であり質問には丁寧に答えてくれる。
医師から心配ないですよと言われれば、それだけでも嬉しい。

今日は、手術前の残りの検査として、採血、心電図、肺活量の検査も追加された。
肺活量は相変わらず5,400cc程あった。看護師から煽てられて頑張ったような気もする。
この肺活量が手術後どのぐらいになるのであろうか。

肺については、自分では風船のようなイメージを持ったが、医師からはそれよりもスポンジの方が近いかもしれませんと言われた。
なるほど、そういう感じかと思った。
但し、肝臓のようには再生しないようである。

手術時間も1~2時間と短い。 やはり順調にいけばそれほど難しい手術ではないのかもしれない。
いや、それでも肺がんの手術である。 簡単なわけはない。

無事に予定通りに行くことを願うばかりだ。