2016.3.29 肝胆外科及び呼吸器外科の診察 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

今日は、肝胆外科及び呼吸器外科の診察だった。
予約が入っているので直ぐに診察室へ行けばいいのかと思ったのに、診察カードを機械に入れると初診の受付が終了していないと表示された。
結局、大腸癌の診察と同様に担当科が違うので最初から手続きをせよと言う事らしい。
まあ、どうでもいいことだけど。

肝胆外科はH医師。
丁寧に説明してくれるし、何かお聞きしたいことは他にありますかなどと聞いてくれる。
信頼できそうな医師である。
説明によれば、肝臓の腫瘍はCTの画像やPET検査の結果からもやはり癌であると判断して良いだろうと言うことだった。
でも、大きさよりも個数が1個であることがよい傾向であること。そして患部が肝臓の下の位置に当たることから、切除し易いこともあり手術としては腹腔鏡で可能だと言うことだった。
これは予想していなかったことであり、正直嬉しかった。
開腹手術を覚悟していたからである。 身体の負担も大きく術後の退院までの期間も長くなるだろうと予想していた。
N医師に以前見せて貰った画像が頭部から輪切りにした状態の画像であり、肝臓のどの部分か解り辛かったが、正面からの画像を見せて貰って確かに肝臓の下の部分であることが判った。
素人目に見て考えても所謂端っこの部分であり削除し易いと言う事は理解できた。

腹腔鏡だからと言って簡単な手術である訳はないが、技術的に難しい手術であれば腹腔鏡では対応できないため開腹手術となる事は予想が付くから、自分の場合困難な部類には入らないのであろう。

追加の検査は、MRIとICG検査らしい。
それと本日、採尿、採血、心電図、胸部・腹部レントゲンの検査があった。

それから、呼吸器外科はN医師であった。
この医師もやさしく説明してくれたが、手術の方法まで聞くのを忘れた。
但し、肺の腫瘍と想定されるのが非常に小さく、他に疑わしい部分はないかを確認するために、再度、詳細なCT検査をしたいと説明された。

肺の手術に関して、どのように腫瘍を削除するのか、イメージできていない。
空気の入った皮の厚い風船のような臓器の内側に出来た腫瘍だから・・・。
まあ、今後、色々調べて見よう。

T大病院の呼吸器外科サイトを見てみると、肺の手術は胸腔鏡と言うやはり開腹しない方法で手術するケースが多いと書いてある。それであればやはり嬉しいな。

本日、入院の手続き書類の説明もされた。
嬉しくない話ではあるが、入院は初めてではない。 日時は未定であるが、なるべく早く手術となれば良いのだが。