IVF2回目の今回は、クロミフェンで軽い誘発をしたため
3個の成熟卵が取れました。
前回は今まで経験した事のない痛みに、
口が歌舞伎役者ばりにひんまがり、冷や汗びっしょりだったため、
今回は、恐怖を振り払うため、手術台にあがるまで、
松岡修三ばりに気合をいれました。
『大丈夫!私はできるっっ!!』
しかし今回もへっぴり腰は変わらずで怒られましたが、
なんとか終えました。
2回の採卵で解った事。
腰を落ち着けて、動じなければ痛みも柔らぐ。
腰を浮かして力が入ると痛い。
『今回は胚盤胞まで育ててから移植しましょう』
『三つともでしょうか』
『全部育つとは限らないからね。3分の1育てば良いほうだから』
前回初期胚の移植時も、3分の1と言われて駄目だった。
3分の1以下になったらどうなるのかなぁ。
とても高額な博打のように感じる。。。
そんなことを思いながら承諾し、夫に報告すると、
案の定、初期胚をもどせば3分の1なのに
それより低い確率の胚盤胞まで育てるメリットはなんだと言われ、
言葉に詰まった私は、夜中にインターネットで調べまくることになりました。
初期胚で着床できる受精卵は、培養すれば胚盤胞にそだつような強い卵の確率が高い。
胚盤胞まで育つ強い受精卵の方が確かに着床率はあがるのだが、
良好な子宮の場合は、培養液よりはるかに好条件とも言えるので、
培養して駄目な卵でも、初期胚でもどせば着床していた可能性がある事は否定できない。
体外授精がはじまって20年しか経っていない今の医療では、
どちらが良い選択になるか、名言できないのが現状。
受精卵=全部子供になると思っていた夫には、
ショックが大きかったようですが、私の子宮が良好な環境ではなさそうだし、
もし自然妊娠なら、卵は1つしかない訳で、
育つ卵が少なくても、それは自然淘汰なので仕方がないのだと話し合い、
5日、卵の生命力を信じて待ちました。
そして運命の凍結確認の日。ドキドキしながら平常心を装って
電話しました。
『3個のうち1個が無事胚盤胞になり、凍結済みです』
ものすごい安堵感。
私達の授精卵ちゃん頑張ってくれてありがとう。
一回目の妊娠判定時は、目が腫れるまで泣きました。
受精卵をこの目で確認しているのに、駄目な事があるなんて、知りませんでした。
フライング検査で陰性でも、病院へいくまであきらめきれず、
会計待ちの間、自然と溢れてしまう涙をこらえるのに必死でした。
これから判定の日は、マスクを持って病院いかないと。。そんなことを思いながら。
だから、今回強く育ってくれた事がとても嬉しい。
と同時に、こんなに喜んだら、次に駄目だったときの落ち込みは相当だろうという
裏腹な気持ちが交差する。
乗り越えなければならないことはまだ沢山あるのだから、
1つのことに一喜一憂してクヨクヨしなさんなという
メッセージをもらった気がします。
何事にも動じない心を養わなければ。
次は移植。
豆乳のんで、内膜育てて頑張るぞ~。