横浜市でおやこ支援室Coconを主宰しています、赤ちゃんとこどもの作業療法士、定金雅子です。

ママの育児の困りごとの代表格といえるのが、「抱っこからおろすと泣く現象」です。



仰向けで寝かせると泣いてしまうので、すぐに抱き上げてしまうことってありませんか?

抱っこしたとたんに泣き止むので、ついつい抱っこの時間(しかも縦抱き)が長くなってしまう・・・なんてこともありますよね。

でも、産後のママはただでさえ骨盤がゆるいのに、長時間の抱っこが続くと腰痛や肩こりがひどくなったりと辛いですよね。

赤ちゃんに泣かれると、優しいママは心配になってすぐ抱っこしてしまうものだと思います。

では、赤ちゃんの泣いている理由はどんなことが考えられるでしょうか?
 

 

赤ちゃんを抱っこからおろすと泣く現象の理由


赤ちゃんギャン泣きの最大の理由は、生理的欲求を訴えていることですよね。

「お腹が空いたよー!」
「眠たいよ」
「暑いよ、寒いよ」

など、こうした欲求にはお母さんは敏感で割と理由が分かりやすいと思います。

今回はこうした生理的欲求は満たされた状態の赤ちゃんのギャン泣きの理由を考えてみましょう^^

仰向けに置かれると泣く→泣くとお母さんが抱っこしてくれる→目線が高くなって楽しい(縦抱きじゃないとイヤ)

実は、赤ちゃんにはこんな心情があります。
仰向けでうまく動けない
姿勢を変えられない
だから泣いてお母さんを呼んで体を動かしてもらおう

赤ちゃんにとって泣くにはメリットがあるわけですね。
赤ちゃんは賢い!!

でも赤ちゃんの運動発達で大切なことは、赤ちゃん自身のモチベーションです。

抱っこしてもらえると一気に視野が広がるし、自分で動く必要も少なくなりますが、本当は自分で動いてその世界を広げてほしいのです。

体をひねったりしながらうつ伏せになったり、手で体を支えて移動したり、
こうして自分で動ける力が育つと、うんと泣くことは減ります^^



 


実は、赤ちゃんが泣いたら可哀想だから…と、毎回すぐに抱っこしてしまうのは、魚を与えて釣り方を教えないのと同じ事になってしまうのです。



目的に合わせていろんな姿勢がとれるようになろう


学童期になって、勉強中の姿勢が悪いことに悩むお母さんはとても多いです。

文字を書いたり、長時間座っていることはけっこうハードな活動なので、姿勢が崩れやすくなります。

今、赤ちゃんを子育て中のお母さんにとったら、学童期なんてまだまだ先だと思うかもしれません。

でも、赤ちゃんの時にいろんな動きを経験して、目的に合わせた姿勢を自分でとれるようになることは、学童期に困らない体作りにとても大切な経験なのです。

自分で動けるようになると赤ちゃんは楽しくて仕方ありません^^

次の発達へつながる動きをどんどんやっていきますよ!

ギャン泣きして自分で動けない赤ちゃんでも、動き方が分かれば少しずつ自分の力で姿勢を変えようとしてきます。

MIGAKUベビークラスやプロ向け講座では、自分で動くことが苦手な赤ちゃんはどこに苦手さがあるのか、どんなアプローチが必要なのかをお伝えしています^^

ギャン泣きの原因の一つに自分で動けないという理由があるということを知ってもらえると、ママの関わり方に変化が生まれるかもしれませんね!


我が子にどんな風にアプローチすれば良いのか具体的に知りたい方は、11月のベビークラスにお越しくださいね!






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