発達が気になる0~6歳に作業療法的アプローチをお届けしています、こどもの作業療法士(医療系国家資格)定金雅子です。
赤ちゃんから大人まで1万人以上を診療してきた経験から、発達の原理原則を分かりやすくお伝えしながら、親子の育児をサポートしています。
8月からスタートしたMIGAKUメソッドプロ向け講座は、ありがたいことに定員の倍を超える方にお申し込み頂きました^^
そのため講座を増やしたのですが、どちらの講座も皆さんの真剣さが伝わり、私としてはとても幸せな時間を過ごさせてもらっています。
講座が知識だけでは意味がないので、何ができるかなと考えて、今回初めて講座の中でケーススタディを行いました。
ケーススタディでは個別セッションに来てくれていた1歳半の男の子をご紹介しました。(お母さんのご協力、本当にありがとうございます!!!)
・歩いている時に右肘が曲がっていて振れない
という主訴でお母さんと一緒に自宅サロンにお越しくださいました。
赤ちゃんの時から向き癖があり、寝返りも片方だけ、ハイハイも片膝を立てて行なっていたそうで、お母さんはずっと悩み続けていたそうです。
個別セッションを受ける前の両手動作が見たくて食事動作を動画で送っていただきましたが、左手にスプーンを持ち、右手でヨーグルトの容器を持とうとするんだけどうまく持てなくてスルスルと容器が逃げてしまう状態でした。
これだけを見ると、左利きになりそうだな、右手は使いにくそうだなと思いますよね。
お母さんはMIGAKUメソッドプロ向け講座を受講されていたので、お子さんの赤ちゃんからの運動面の発達で抜けていた要素をお伝えしたところ、その内容をしっかり理解されて、私からの宿題に取り組まれた結果・・・
個別セッションを始めて1ヶ月半ほどで、スプーンを右手で持って食べるようになりました。
右手でスプーンを持つように指導したわけではありません。
個別セッションでは体の軸をしっかり作ることを大切にしました。
すると彼自身が右手でスプーンを持つことを選ぶようになったのです。
体の軸がしっかりしてきたおかげで、右手が使いやすくなったのだと思います。
個別セッションを受けてくださっている間、お母さんからはこんなご感想を頂きました^^
息子をよく見てくださり、何もかも肯定的に捉えてくださり、私としても心が楽になりました。
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たった3回の個別セッションで変わるのかな?と最初思っていましたが、まさかの大変化で私が驚きです!
本当こどもってすごいと思ったのと、まこさんの的確な指導、さすがでした!!
今お子さんに向き癖があったり、ハイハイの形がおかしいな、ハイハイしないな、など気になることがあったとしても、しっかりサポートすれば子供たちはいつだって変わっていきます^^
それにお母さんの接し方が悪かったのでは決してありません。
色んな側面が影響して、その子にとってそう動くことが生きる戦略だっただけなのかもしれません。
・歩く時に手が曲がっている
・ハイハイの形が変わっている
などの目の前にある現象に囚われるのではなく、その子の赤ちゃんからの運動発達の連続性を見れば自ずとやるべきことは見えてきます。
まだまだ小さな子供達。
成長する力は無限大です。
本来持っている育とうとする力、それを信じること。
MIGAKUメソッドプロ向け講座では、こうしたケーススタディをどんどん取り入れて行こうと思っています!
☑︎ずっと成人領域で働いてきたけど子育てを経験して小児の領域が気になる理学療法士・作業療法士の方
☑︎ベビー系教室の講師をしているけど、運動面を見るのが苦手な方
☑︎保育士として勤務しているけど生活のしづらさがあるお子さんをどう支援したら良いか悩んでいる方
そんな方はMIGAKUメソッドプロ向け講座でぜひ一緒に赤ちゃんの発達の学びを深めましょう!
受講生の方からはこんなご感想を頂いています^^
本日も素晴らしい講座をありがとうございました。
先生や皆さまともワークを通してなど色々お話させていただき学ぶ
全ての回の講座が、
まだまだ学びたいことも多く最終回で終わってしまうのが残念でさ
素敵なご感想をありがとうございました!
いよいよ明日からプロ向け講座の募集が始まります^^
プロ向け講座で一緒にあなたも学んでみませんか?9/11より募集を開始します!
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