こんにちは。
横浜市都筑区、こどもの発達専門作業療法士 定金雅子です。
先日、中学校で吹奏楽部の指導をされている先生とお話をする機会がありました。
最近の中学生は、楽器を吹く時に猫背になりすぐに疲れてしまうそうです。
私も吹奏楽部出身なので分かりますが、姿勢によって音色も変わってきます。
猫背でいるとしっかり息が吸えないため、呼吸が浅くなりやすく、何度も息を吸わなくてはいけなくなって余計に疲れてしまう、そして姿勢が崩れる、という悪循環になってしまいます。
また、先日は小学校のベテラン先生とお話しする機会もありました。
昔は教室中にクラス目標や、みんなの作品を壁に貼りまくっていたそうですが、今はそれが出来ないそうです。
なぜだと思いますか?
それは、こども達が集中できないからだそうです。
集中力の低下と姿勢は密接な関係があります。
集中力の低いお子さんの姿勢の特徴や、姿勢と多動の関係性をお話したところ、
「ずっと疑問に思っていたことがやっと繋がりました!!!」
とおっしゃって頂きました。
そう、姿勢が学童期に与える影響はとっても大きいのです。
では、その姿勢が作られるのはいつか?
それは、赤ちゃんの時、いや胎児の時から始まっています!
赤ちゃんの時からの運動発達の連続が、学童期に現れているのです。
現代は世の中が育児便利グッズで溢れています。
ママ達が楽になるのはとってもステキなのですが、その使用方法を間違えると赤ちゃんが辿るべき運動発達を邪魔してしまうこともあります。
最近、小・中学生だけではなく幼児期の体力低下が指摘されています。
(幼児期運動指針について 文部科学省 2012.3.28)
私は、赤ちゃんの運動の機会が減っていることにとっても危機感を覚えています!!!
赤ちゃんをコロコロ置いて育てるのは、目をかけなければできません。
ワンオペ育児の中、本当に大変な時っていっぱいありますよね。
だからこそ、正しい時期に正しい育児便利グッズの使い方を知ってほしいなと思います。
春からスタートするおやこ発達ベビークラスではそんなお話をお伝えしていきますね。
こども達の体を守る!
赤ちゃんの時期から知ってほしい運動発達の促し方を知りたい方は、4月からスタートするおやこ発達ベビークラスへどうぞ♪
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