\絵本好きな子になる4つの習慣/
『うちの子全然絵本に興味が湧きません』
『絵本を読み聞かせていても、すぐ違う所に行ってしまいます』
という悩みはありませんか?
良くお母さん方から、このような悩みをお受けします。
我が家の長男は、月に60冊以上の本を読んでいる本が大好き少年です。
今回は作業療法士の視点から、今まで実践してきた絵本好きな子になる4つの習慣をお伝えします!
赤ちゃんの注意を絵本に向けるためには、まず、赤ちゃんの注意機能についての知識が必要です。
注意機能には、
持続
必要な情報に集中する力
選択
必要な情報に注意を向ける力
転換
必要な情報に注意を切り替える力
分配
必要な情報に同時に注意を向けて処理する力
に分けられます。
この注意機能は、全ての高次な認知機能の土台となります!
ですが、赤ちゃんはまだまだこの注意機能が未熟です。
そのため、赤ちゃんが集中しやすい環境を作る事が大切なのです。
それでは、4つの習慣をご紹介します。
【絵本を読む時】
①テレビは消しましょう
赤ちゃんは、鮮やかな色、動くもの、光など、より刺激的な物に注意が向きやすくなります。
テレビの画面に慣れていると、絵本よりも刺激的なテレビを好み、絵本に関心が向きにくくなります。
テレビを見る時間は長くても30分程にして、なるべくお部屋が静かな状態で、絵本に集中できる環境を整えましょう!
②目につくおもちゃは片付けましょう
おもちゃが散乱していたり、雑然としているお部屋では、やはり気が散ってしまい絵本に集中しにくくなります。
リハビリを行う際も、注意機能に問題がある方への治療は、気が散らないように、スッキリしたお部屋で行う事が多いです。
とは言っても、おもちゃを片付けても、またすぐ出しちゃいますよね?
いつも片付けるなんてムリ!!!
ですよね^^;
我が家も、もちろん散らかっています。
そんな時は寝る前に寝室で絵本タイムを作るなど、絵本を読むお部屋自体を変える事がおすすめです!
大切なのは、環境設定ですね。
今回は、赤ちゃんの注意機能に着目したおすすめポイントをお伝えしました。
後半は赤ちゃんの情緒面からのおすすめ習慣をご紹介します!