私の原点 | ベビーマッサージ・親子サークルBaby-May/稲城市・麻生区・多摩市・多摩区

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1歳1ケ月違いで生まれた息子たち。

今だから笑って「あの頃は大変だったわ~」と話せますが

当時は、それはそれは・・・ 

 

 

大変すぎて記憶がとんでしまったくらい・・・

 

 

仕事が忙しかった主人を頼ることもできず、

実家からも離れていたので

ほとんど私ひとりでやっていました。

お風呂なんて、どうやって入っていたんだか・・・

 

 

もう、毎日無事に終わることだけがすべて。という感じ。

 

 

 

当然、余裕のない育児でしたので、

息子たちとのコミュニケーションも不足していました。

 

 

 

その影響を受けてしまったのが次男。

歩き出したばかりの長男の方に手はかかるし、

次男は泣いていても後回し。

気がつけば、泣き疲れて寝ていた・・・ということもしょっちゅう。

 

 

1歳半検診の時には、「ことばが出ない」とのチェックが入り

 

 

「お母さん、次男くんとコミュニケーションをとっていますか?」

「これはお母さんの責任ですよ」

 

 

そんなことを言われて帰ってきて、

言葉にならないほど落ち込みました・・・

 

 

 

 

年子の育児の大変さを言い訳にしていた自分への後悔

誰もわかってくれない孤独な育児・・・

 

 

その頃は今ほどネットが盛んではなかったので、

 

 

図書館に行って本を読みあさり、様々な情報を参考にしながら

コミュニケーションの大切さを知ったのです。

 

 

まずはテレビを消しました。

絵本をいっぱい読みました。

起きている時はできるだけ一緒に遊びました。

 

 

でも劇的な変化は見られず・・・

 

 

そんな時に、長男が入園した幼稚園の先生から

 

 

「お母さん、次男くんは大丈夫。 

こんなに楽しそうに目を輝かせて遊んでいますよ。

もっと力を抜いて次男くんと向き合ってみては?」

 

 

と言われたのです。

 

 

「次男くんは大丈夫」 ということば。

このことばを一番聞きたかったんだな~(涙)

 

 

それから

 

 

次男が次から次へと話し出し、一語文が二語文、三語文へと増えてきて

次の年に入園する時には、みんなと同じく会話できるようになっていました。

 

 

義務や責任では、コミュニケーションとは言えないのですね。

 

必死過ぎて何も見えなくなっていた自分に、こころのゆとりを教えてくれた

幼稚園の先生には感謝しきれないです。

 

 

 

サインの資格をとったのも、そんな思いから。

 

 

サインは早期教育ではないということ、

 

コミュニケーションの大切さ

それによって生まれるママのこころのゆとり ← これが一番大切

 

 

たくさんのママたちに伝えていきたいと思っています。

 

 

当時の私にも教えてあげたい・・・

どんなに救われたことでしょう。