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高2の息子は自閉症スペクトラム。

ときどき、更新します(^^;)

久しぶりのブログです。

ホント、時が過ぎるのは早いですね。

もう2月。あと1ヶ月で息子は卒業式を迎えます。

息子の進路、悩みました。

支援がある定時制にするか、自分の能力にあった全日制にするか…。

私としては、高校でもまだ支援が必要だと思い、心の中では定時制がいい
のではないかと思ってきました。

でも、息子が選んだのは、公立高校の普通科(全日制)でした。

支援がないこと。支援級から進学する息子をからかう生徒がいるかもしれないこと、等々。
いろいろ話しましたが、息子の決心は変わらないようでした。
でも頑なというわけではなく、入学してみてやっていけないと分かったら別の道を探すそう
です。
これが良いか悪いかは意見が分かれるところだと思いますが、私はこういった柔軟さを自閉
症の息子が持っていることをうれしく思い、応援しようと気持ちを切り替えました。


私立を併願せず、公立1本です。


どうか息子のがんばりが報われますように。




自分は相変わらずなので、書くこともなく放置しがちなブログですが、
息子の進路のことは、備忘録として残しておこうと思います。

ということで、進路シリーズです。


先日、個別懇談がありました。今までは支援学級で2者面談でした。
やはり3年生となると、3者面談は必要なのだろうなと思ってはいましたが、
交流学級で4者面談をすると連絡があったときには、少しビックリしました。
交流担任は支援級の社会を担当しているので、息子とは顔なじみのようですが、
交流に出ていないのにどんな話しがあるのかね~と思いつつ、
夫に任せるしかないので、面談の時間はソワソワしながら過ごしました。


交流担任の話しは、ごくたまに参加する交流学習ではまじめに取り組んでいる
など、当たり障りのない話しばかりだったそうで、小学校で年1回あった交流担
任との面談と同じだなと思いました。
現交流担任は春の頃息子に、進路のことで自分の考えを押しつけてきた方な
ので、何かしらのお話しがあるかと、ちらっと思っていたのですよねあせる
まあ、交流担任の言葉で子どもが混乱している と支援担任に伝えれば、話し
がいかない訳がないので、言うのを止めたのでしょう。

という感じで、交流担任との面談は、なんとな~く終わったそうです。

その後、支援級での面談。
ここで初めて進路の話しとなったようです。

私達は今まで息子を定時制高校に入れるつもりでした。
まだ見学にさえ行っていないのに、もうここしかないから と諦めていたといい
ますか…

でも、「見るのはタダだよね」と親子で話し合い、全日制進学校、高専、私立等、
オープンスクールに参加したいということを、この面談で伝えようと決めていました。
成績がそこそこなんだから、見学するくらいいいでしょ!!とちょっと強気になってべーっだ!

この話をすると、担任は「いいですよ。では、進路担当に話して文書をもらっておきます」
と答えたそうです。
そして、息子の話を離れて、自分の子どもを高専に入れたいとか、自分が過去に戻れ
るなら息子が見学予定の進学校で学びたいとか、話していたそうです。

たぶん担任は、「見学するだけで、選択肢とは考えていないだろう」と思ったのではないかな汗
と夫が言っておりました。

学校生活については、息子曰く、「普通を演じている」そうなので、問題点を指
摘されることはなかったということです。
交流級にどんどん出したいという先生の思いが強いと、そこがいつも息子の問題
点となるのですが、自分達が背中を押してばかりいると、
親からすぐ「焦らないで下さい」とクレーム?が入るし、息子と過ごすうちにやっと、
息子が考えて交流参加を選んでいるのだということを理解し始めてきてくれたの
かなと感じています。ありがたいことです感謝

高校に行こうと決めれば、交流級に出て大勢に慣れていかなければならないとい
うことに本人が気がつきます。
そういった情報を与えて、考えさせるのが大人の役目なわけで。。。
鼻先に餌を吊すとか、強く勧めるとかの外的動機付けではなく、これを実現する
ためにがんばるという内的動機付けが持てれば、もう大人が口を出す必要ない
のではないかなと私は思います。


夏休み前の面談は、交流級でもこんなものなのかもな~と思いました。
本格的に学校見学が始まるのは夏休みに入ってからです。
5教科の学習は、まだ3年生分が残っていますし、模試も始まっていませんし。
お尻に火が付くまでにはもう少し時間がある という穏やかな雰囲気がまだある
感じかな と。
田舎の中学校だからかもしれませんが…。


いろいろなところを見学してそれで、定時制でいいや って思えたら、親子と
もすっきりして前進できるのではないかと思っています。(子どもより親がですね汗