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高2の息子は自閉症スペクトラム。

ときどき、更新します(^^;)

桜が散ってしまって、葉桜となると、次は大好きなハナミズキが咲き始めます。

春っていいですよね…ほんとに。

どんなに体調が悪い日でも、明るい日射しを浴び、木々の若葉を眺めていると、不安な気持ちが
和らいできます。

相変わらず、何もせず、家に籠もっている私ですが、ときどき知人とおしゃべりしたり、
手芸をしてみたり、と 家族のおかげで、ぼちぼち過ごしております。


今日は息子の誕生日です。15才になります。
息子が産まれたとき、ふと、息子が15才になったとき、私は○才だ と思ったのですよね。
ホント、ふと だったのです。
そして、それがすごくすごく先のことに思えたのです。
でも、やってきました。

あっという間だったようにも思えるけれど、
息子の保育園、小学校の時の1年1年があっという間だったとは今でも思えません。
それくらい中味が濃い1年1年だったからだと思います。
私も若かったし、一生懸命だった…先生と衝突しても、めげずに立ち向かっていったっけにひひ

そんな私が今は、待つことを覚えましたあせる
でもそれは息子のおかげ。
この子なら信じられると思える子に育ってくれたから。

ありがとね…




小学校の頃は、息子の将来が楽しみだ なんて思えませんでしたが、
他の人とは違う道を辿るかもしれないけれど、きっと、彼らしく生きて行ってくれるだろう。
今はそう思えるようになりました。



今朝、「15年がんばってきたね。おめでとう」と夫が言ってくれました感謝

報われた気がして、すごくすごくうれしかった…

お父さん、ありがとうね。
迷惑ばかりかけているけれど、これからもよろしくね。

今日は、私にとって家族に感謝する日となりそうです。
雪国も桜の季節となりました。

お山のほうは、つぼみだそうですが、街中の桜は開花し、美しい姿を見せ始めています。

散歩したいな~と思うのですが、このところ寒いんですよね。
動かないと体力がつかない とは思うのですが…。
「ゆっくり、ゆったり、がんばり過ぎない」と自分を甘やかしています(^^;)



7日から新学期が始まりました。
担任が替わらず、クラスメートも昨年とほぼ同じだったので、ホッとしました。
今の私には本当にありがたいことでした。

1年生が10人近く入学して来たので、支援級は20人近くの大所帯となり、3クラス編成となり
ました。

息子の中学校は荒れていますが、他校と違ってここの支援級は女子が多く、比較的穏やかで
した。
教科の先生の中には、支援級に来るとホッとする…と、言ってたそうですから。

ところが、今年は新入生の女の子は一人だけで、一挙に男女比が逆転したそうです。
1年生の男の子たちは活発で、相手の気持ちを考えない発言をする子が多いらしく、息子は
慣れるまでしばらくガマンしなくちゃいけないと、こぼしておりました。
でも、
息子は、感情をコントロールできないことが、社会で生きていく上でどれほど損することに
なるか、自分の評価をさげることになるかをよく知っているので、文句を言いつつもきっと
彼等の成長を見守っていくのではないかと思います。

いつも息子に言うことですが、自分を変えるのは自分しかできない。学び、気がつかないと
ダメ。それを教えるのは親であり、先生。
彼等と一定の距離をおいて接し、振り回されないことが自分自身を守ることになるというこ
とを頭に入れておいてほしいと思っています。

厳しいようだけれど、今はまだ小学校終わったばかりの1年生ですが、もう中学生なのです。
中学校はたった3年です。
小学校で学んできたことを土台に、一番成長するこの時期をどう過ごさせるかで、将来が
ほぼ決まってしまうことを、障がい児を育てている親御さんならご存じですものね。



心配な子をもつ親御さんはみなさんそうでしょうが、しばらくは様子見ですよね。
ちょっとと思っても、ガマン、ガマン。

時期を待つ。




がんばっている子どもたちのこの1年が、実り多いものとなりますように
3月に入り、なんとなくなんとなく、春を感じる雪国です。

県の中でも北部の方は、雪がほとんど降らず暖かいので、通院のたびに、ダウンコートと
ブーツの自分が場違いのように感じられるこの頃です。


私はといえば、体調のよい日があるかと思えば、先日の限定記事のように、どーんと落ち込ん
でしまう日もあり、繰り返しです。

つい、このままでいいのか…と思いがちですが、こういう気持ちを否定せず今の自分はこうい
う気持ちなんだと認めていこう。
そして、できる範囲で、できるときに、外に目を向けていこう。

昨日わざわざ訪ねてきてくださった知人が、言った言葉です。
私が彼女に、眩しく見えると言うと、それは暗闇を抜け出た自分をあなたはみているだけ。ここ
に至るまでは壮絶だったと笑顔でおっしゃいました。

この言葉は私にとって、気づきとなりました。
頭では分かっていたつもりだったけれど、目の前にいる人から聞く言葉には説得力があります。
本当に強い人もいるのかもしれないけれど、大抵の人は、大きな病になれば、もがき苦しむも
のなのだ。
そのもがき苦しむ時間は人それぞれ。
私はまだまだもがき苦しんでいるけれど、きっといつか…彼女のように、笑顔になれる。
そんな日が来る…そう思うことにしようと思いました。


さて、息子。来週は修学旅行です。

そして春休み、自閉症さんたちが集まる合宿にひとりで参加することになりました。
飛行機から電車への乗り継きがちゃんとできるだろうか?
迷子にならず、集合場所に到着できるか?
心配なことだらけです。でも本人が、ひとりで行くと決めたのです。
彼を信じて送り出したいと思っています。

でもでも、きっと、当日は、心配で心配で、携帯を握り絞めているだろうな焦る