埼玉・川越でからだを診て心を知るセラピストのセキです。
昨日の記事のとおりhttp://ameblo.jp/babylumie/entry-12210815624.html
セッションの中で受け取った感覚をお伝えする時に、食いしん坊の私は食べ物に例えることもあります(笑)
その事でまっ先に思いだす方がいらっしゃいます。 S様です。
S様は初めてお越しになられた時、いろいろな体調不良があると仰いました。
そして、「どうしてこんなに体調を崩してしまったのか?、理由がない、思いつかない」と仰いました。
「結婚して可愛い子供たちにも恵まれて、主人も優しい人ですし、、、」と。
こちらが思わず「まあ~羨ましい!」と言いたくなるほど、温かい家庭生活のようで、今の不調は何故?と私も思いました。
そう、問題らしいことは何もないように感じました。
そしてセッションが始まり、この不調はどこから?の問いかけにS様のお身体から発信するメッセージは「寂しさ」でした。
そうお伝えしてもS様には心あたりもなく、、、
さらにお身体にきくと、
子供のころから寂しかったと。 母親にもっともっと誉めてもらいたかったのだと。
「Sちゃんは凄いね~!よく頑張ったね~!」とただただ単純にそう言って欲しかっただけ。
そんな場面がいくつもあった事を思い出されました。
その小さな積み重ねが、、、
いえ、その小さな思いゆえ、ご自身でさえ、その事に気づいていなかったという事。
そう、この感覚をどうお伝えしたら良いのだろう?
ほんの少しの積みかさね。 本人が気づかないほどの事の積みかさね!!
あっ!! 「ミルフィーユ」だと思いました。
そうS様にお伝えしました。
薄い薄い寂しさが一枚一枚ミルフィーユのように層をなし、大きな一つのケーキとなっているのだと。
一枚一枚はとても薄いのに重なってみると結構なボリューム。
そんな寂しさでした。
「寂しさのミルフィーユ」と呼んでいます。
今でも心に残っている感覚です。
ボディーメッセージって何?
ご興味を持たれた方は、お読みくださいませ。
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