1匹飼いが向いている猫 再び | 一般社団法人 ベビーキャット レスキュー

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こんにちは。

Amazonほしい物リストよりさっそくにご寄付ありがとうございます。使いにくい点があったら教えてください。またどなたからかわからないと困りますのでメッセージのところ、または宛先の後にカッコでお名前を記入お願いします。
匿名ご希望の方はその旨記載していただけるとありがたいです。


1匹飼いが向いてる猫。
前回とは別の理由の猫です。
今日はポネットちゃんです。


この子は二か月弱で一般の方に保護されました。兄妹が一匹いたそうですが先に里親さんがついたとの事で一匹だけでうちにやってきました。

たまたま里親会がすぐにあったので参加し、ご縁がありましたが、今思うと譲渡後、たぶんノラ返ってしまったんだと思います。

先住猫ちゃんが優しい性格でポネットちゃん、(当時はくーなちゃんでしたが)くーなちゃんは強かった。
先住猫ちゃんのふさふさしっぽ追いかけてどこまでも。。そして結果先住猫ちゃんはストレス抱えて逃げ回る状態になってしまいました。

そして飼い主さんにも噛み付くようになり、相談の連絡が来ました。
例によって一旦引き取りし、もう一度訓練をしなおしになりました。
飼い主さんは何度か面会に来られ、そのたびに先住猫ちゃんの保護経緯やら性格などを聞いていくうちに、先住猫ちゃんの方が社会性がないという事が発覚。

くーなちゃんに一度もやめろ!!という意思表示をしていませんでした。
うちでくーなちゃんの方は噛みつきも落ち着き、みんなとも遊び、返せる状態にはなったものの、先住猫ちゃんのストレスが大きかったので諦めざるを得なくなり飼い主さんは泣く泣く手放す決意をされました。

その後、くーなちゃんにまたもや問題がゲロー
うちの女王マリリンに目をつけられる。
そしていじめに合う羽目に。。。

いじめてたのに今度はいじめられてる。ポーン
何だろう。
よーく観察していたら、くーなちゃん先に唸ってる。

うちの女王はあとから来てケンカを売る、などと言う猫界のモラルのない猫を許さない。
なんて言い方はカッコいいが執念深いのなんの、。。。

くーなちゃんはマリリンの姿を気にしてソファの下に潜る日々になってしまいました。
くーなちゃんは実はガタイのでかいマリリンが怖くて声を出してるんだけど猫語の使い方を間違えてます。


その後あまりかわいそうなのでTさんちに移動しました。そしたら同じくらいの年回りの猫たちにまたいじめられたっていうアセアセ
なぜかわからないけどどうも弱いオーラを出してたのかも。。。


結局最後はいじめられっ子になってしまったわけです。
こういういじめられっ子。一匹飼いにしてあげてください。


里親会にて(だったかな。)素敵な里親さんに出会いとても愛されています。
お名前はポネットちゃん。



写真家さんに撮ってもらったそうです。



パパお手製のキャットウォーク。



めっちゃ美人さんなの。
個性的な柄ですよねぇー。
とは言うが実は雑多な猫たちの中に混じっていたらまず貰い手のつかない柄。
前回のわびすけくんもそうですがポネットちゃんもおんなじ系統のキジブチって柄です。



怖がっておどおどして生活する必要はもう無い。
(猫的に言うと周りに敵が全くいないってこと。)それがわかったら自信に満ちて生き生きと生活するようになります。



パパさん、ママさんは時々里親会の会場にいらしてポネットちゃん自慢をしていかれます。
わびすけくんと言いポネットちゃんと言い、本当に愛されていて飼い主さんから幸せオーラが出ています。



親バカですみません。と言いながらの飼い猫自慢を聞く時が私たちの最高の幸せです。

そういう時、やっててよかった。と思います。



ポネットちゃんはいつもパパママと田舎にも一緒に帰ります。
そして、この写真は群馬県のペットも泊まれるロッジだそうです。
旅行に連れてってもらえる猫ちゃんはそういない。笑



1匹を満喫しています。おねがい




追記:実はこのケース、私の不手際で最初の失敗をしています。大変反省させられました。
①この子の性格をまだよく把握していないのに、すぐに里親会に参加させてしまった事。
②社会性を身につけさせる機会を与えなかったこと。
③譲渡後のサポートをきっちりしなかったこと。

性格がわかってないというより、まだこの子が本来の性格を出してくるまで慣れていなかったというのが正しい。
だから後に里親さん宅でノラ返ってあちこちに狭いところに隠れたり噛み付いたりするようになってしまった。    
そのせいでマッチングを誤ったという事です。  
里親さんにも本当に迷惑をおかけしました。   

そして社会性を身につけるべく引き取りして訓練。それで同じくらいの子達とは遊べるようになりましたが大人の猫との付き合い方を学べませんでした。
こういうタイプの子は外でも大人猫にいじめられたりして食いはぐれたり、残りものしかありつけない、ということになりかねないので保護されてきて、人と暮らせて良かったと思います。
外なら一生警戒心の固まりのままです。

この初回の里親さんとはその後とても親しくなり今では、いいお付き合いをさせていただいています。ベビーキャットの応援団のお一人です。
もちろん、現在の里親さんもそうです。おねがい

最初から色々大変な経験をしてきたポネットちゃん。幸せになって本当に良かった。



ポネットちゃんは、パパママの特別な猫だよ。
愛され顔が抜群に可愛いラブラブラブラブグリーンハーツです!!