そういやこのバンドは二度も来日してるんだよなぁ・・・・。
一発目の時は来たのさえ知らなかったけど、二度目は2010年と結構最近な話で・・・・ 無理だよソレはwww この歳でポゴったりしたら心臓麻痺で死んでしまいますよ私。
Stiff Little Fingers ( Suspect Device )
さて・・・・ 仲間内では『ラリルレロの話』と名付けられた鉄板ネタがあります。この話は前々から書こうと思っていて、妹にも当時の状況を確認したのにだいぶ長いこと放置してました。
まぁ内容自体は非常にクダラナイ話だけど、前回記事のように『ヤマ無し、オチ無し、意味も無し』(ゲイネタなだけあってw)ってなネタよりかは多少マシな話と思います。
その日、実家にプチ帰省していた私は深夜に揺り起こされて目を覚まします。必死に揺すっているのは私の妹でした。
「お兄ちゃん!起きて起きて!」と妹が起こそうと試みますが、一度寝た私は震度4程度の地震でも起きないほど寝起きが悪く、この時も「あーうー」とか呻いて寝ボケていました。
それでも何とか脳の回路が働き出してきたので妹にどうしたと尋ねると、「お母さんがトイレで倒れた!」と告げられます。
エッ!(゚Д゚≡゚Д゚)マジッスカ!?
妹のその一言で流石に私の眠気も吹っ飛び、慌てて部屋を出てトイレに行くとドアが開けっ放しで、そこには床に突っ伏した母の上半身が見えます。
一瞬、脳溢血か何かと思いましたが、呼びかけてみると何やら呻いています。よーく聞いてみると、どうやら寝言を言っているような・・・・アレレ? しかも・・・・トイレの内側にあった母の下半身は丸出し状態だし、その辺りには何やら黄色い謎の液体が湯気を立てて溜まってますwww
Baby
「おいっっっwwwどうなってるんだコレwww」
妹
「・・・・部屋でテレビ見ていたら何だか焦げ臭いにおいがしてきて、それで台所見たら鍋から煙が出てたの。で私、またお母さんが火かけたまま寝込んだなって思って部屋に行ってみたら居ないからさぁ・・・」
Baby
「で、ここで見つけたって訳か・・・・・ この状態で?」
妹
「違う、中で寝てた。扉ドンドン叩いたら中で何か返事してて、それで自分でドア開けたらそのまま前のめりに倒れた・・・・ オシッコはお兄ちゃん起こしている時にしたんだと思う」
Baby
「マジかよ・・・・ うわっ!!!デカイ方もしてる最中じゃねーかコレwww」
急病とか発作では無い事が判ってホッとした後、私は何故こういう状況になったのか思い当たりました。ですが、そんな事よりもこの状況が状況なだけに、どうにか後始末をしなければなりません。
取り合えず自分の肉親とは言えども母は一応女性なので、先ずは下半身を妹に拭いてもらってから寝巻きを穿かせて寝室に運びます。その後、便器からOB(ファー!)しちゃった色々な物体は、兄妹仲良く公平に後片付けする事に(ry。
Stiff Little Fingers ( White Noise )
さてその思い当たった"原因"とは、母親の生尻を拝む羽目になる数時間前の出来事です。
時は夕食後、久しぶりに母の手料理を堪能した私は、食事の後片付けを終えた母の肩を揉みながら共にテレビを見ていました。なんと優しい奴と思われるでしょうが、これは一種の等価交換です。(何かを得ようとするならそれと同等の代価が必要なのだよ。By母)
で、暫くすると母に「ソコの棚に処方箋袋があるから一寸取って」と言われ、棚を見ると病院で処方されるようなよくある白い袋が置いてあります。
母は高血圧に加え別の持病もあったので、医者からは色々と薬を貰っていました。そんな訳で私はその薬もその類かと思ったのですが、袋に書かれた各服薬時の説明書きをよくよく眺めると、その中に『睡眠薬:就寝前に半錠または1錠』という文字が目に入ります。
Baby
「んん?最近眠剤なんか飲んでるの?」
母
「昨日検査に行った時に、お医者さんにこの処なかなか眠れない時があるって言ったら処方してくれたのよねぇ・・・・ お酒飲んで無理して寝るよりもそっちの方がイイでしょうとか言って」
まぁ以前の記事にも書きましたが、当時の私はその手の物には色々と無駄な実績がありましたから、何が処方されたかちょっと興味が湧きました。私は母が"持病に必要な方"の薬を飲んでいる時に、どんな眠剤が処方されたのか中身を確認してみます。何となく予想していた通り、仲間内ではアップジョン(当時の販売会社名)と呼んでいたハルシオンでした。案の定コレか、つまらん。
Baby
「ふーん・・・・アップジョンか。コレもう試したの?」
母
「未だ飲んだこと無いけど、ソレって効くの?」
Baby
「あぁ結構効くよ。ただ絶対に酒とは一緒に飲んじゃ駄目だし、あと薬飲んだらすぐ寝た方がいいよ。そのまま起きてるとロクでもない目に遭うと思うw」
母
「・・・・・へぇーそうなの(やけに詳しいのねアンタは)」
ここまで書けば読んでいる方々は当然気が付くでしょ? 何故かこの人は両方実行するんですよ(笑)
翌日に母から聞いたうろ覚えの話では、私が肩を揉み終えて寝室に戻った後、先ず試しに一錠飲んだらしいのですが引き続きテレビを見ていたそうです。で、本当はもう効き始めていた筈なんですがソコは眠剤の素人、「全然効かないわねコレ」などと早合点したのか、もしくは効き始めていてバカになっていたのかもしれません。何も考えずに母はもう一錠追い飲みしてしまいます。
その結果、母は更にハッピーな状態になったらしく、何故かビールまで飲み始めた(寝酒の方が効くと判断したのかな?)のです。で、そこから更に加速していった様で、今度は酒のツマミまで作ろうと突然思い立ち、何故か手間の掛かる煮物を作り出した辺りから、かなりヤバーい状態になっていたと思われます。(なんだか似たような話が以前のコメントにありますがw)
この辺りまでは母も薄っすら覚えていたので、たぶんこの後に意識の無いアンデッド状態と化して鍋を火に掛け、数秒後にはすっかりそれも忘れてトイレに向かったのではなかろうかと推察されます。
しかし、妹が黒焦げの煮物に気が付いてくれて助かりましたわ・・・・ でなきゃだいぶ物騒な事になっていただろうし、下手すりゃ私等も煮物同様になっていたかもしれない。(笑)
Stiff Little Fingers ( Gotta Getaway )
その夜、幸運な事にゾンビが再びうろつく事も無く夜は明けます。
私はこの日、宵っ張りのナイトウォーカーとしては珍しく朝早く起きるのですが、それには理由がありました。元々この日のプチ帰省は母にある事を頼まれたから実家に顔を出したのですが、それは母が仕事の得意先に営業も兼ねた贈答品を配達をする為、車の運転手役を頼まれていたからです。
まぁ粗品を幾つか積んで母と共に区内のアッチコッチを巡るだけって程度なんですが、流石に昨夜のアノ状況では動けないだろうと思っていたのに、居間に行くと母は既に起きていました。女ってタフすぎwww
でも何だか、動きがすげー緩慢なんですよ。
Baby
「おおっ!? ちゃんと起きてたか。今日どうするの?止めておく?」
母
「なんらかラルいけろぉ・・・・らいじょうぶらろ思ぅ。しょれに今日いっれおからいろ、ワラヒも忙ひいひ・・・・」
って何語だソレは!!! 全然大丈夫じゃねーだろwww
まったく呂律が回ってねーじゃんかよwww
しかしまぁ・・・・ まだ薬が効いちゃってるんでしょうかね? 私としても初めて見る症状なんですが(笑)
私はまた次の日でもよかったのですが母の方は都合(前日、相手に訪問の旨を伝えていたらしい)があるらしく、どうしても今日中に済ませたいとの返答(かなり聞き取りには苦労しましたがw)でした。
いいのかなぁ・・・・ こんな状態の母を人と会わせても・・・・ でも母には母の仕事に対する責任感があるし、それは私がとやかく言う立場にはないしなぁ。まぁその母親のお陰で私はこうして立派(?)に育ったのですから、子の私は黙って従うべきだな!
(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン ソウイウコトニシテオコウ
と、偉そうな事を述べましたが今から思うとヤッパリ止めとけばよかった・・・・と、思う(笑)
また今回も続きにします(m´・ω・`)m ゴメンヨー