こんにちは
今年1月から土曜日だけ副業として始めた塾講師のバイトを7月いっぱいで辞めました。
まだオープンしたての無名の個別指導塾で、
最初の頃はまだ生徒が集まっていないので、
塾の資料を全てパワポで作り変えるお手伝いをしていました。
ほとんどの入塾生は平日に通いたいそうで、
なかなか土曜日に通う子がおりませんでした。
ようやく3月頃から中・高校生2人の英・数を
担当できるようになりました。
しかし、以前の記事にも書いた通り、あまりの学力の低さに愕然とし
(小学校低学年レベルの計算ができない・
中1最初のbe動詞から分かっていない)、
コミュニケーションの難しさも感じました
「2人だけでも大変なのに、学校の先生たちは精神的に大変だわ」と実感しました。
それでも、こまめに褒めたり前向きな言葉をかけながら、分かりやすい指導を心がけてきました。
高校生の生徒さんが中間テストが終わった直後、大の苦手とする英語のテストの手応えを聞いたら、
「結構できた!」と言ったので、
「良かった〜!毎日自習に来てよく頑張ってたもんね!」と
努力した過程を褒めるようにしていました。
「先生はちゃんと自分の頑張ってる姿を見てくれていたんだな」と思ってもらると嬉しいんじゃないかなと思って。
親御さんからも指導報告アプリで
「先生の授業がすごく分かりやすくて良かったと子供が言っておりました」と何度か伝えてくださって、とても嬉しかったです
しかし、6月から「やっぱり土曜日ではなく平日に通いたい」ということで、担当から外れることになりました。
その後も入会者の無料体験授業をやってきました。
(一応、私が授業した子は全員入会してくれました)
6月から入会してくれた中学生の子を担当することになったのですが、なぜか毎週授業に来ない
「今日こそ来るか、今日こそ来るか」と毎回準備をしていたのですが、いつも授業開始時間に「今日も体調が悪いので休みます」と連絡・・・
入会して2ヶ月間一度も塾に来ませんでした
月謝めっちゃ高いのに
教室長から「親御さんだけでも一度塾に来てお話しませんか?」と丁寧に連絡しても、
当日に体調不良でドタキャンされ、教室長も怒っていました。
どういったご事情があるのかコミュニケーションが取れないとモヤモヤします
そんなこんなで授業ができず、毎回、私は適当に高校の問題集を解いたりして時間を潰しました。
教室長と2人きりの時間も気まずく・・・
今が辞めどきかなと思い、辞めることにしました。
社会人になってから、学生と接する機会なんて皆無だったので、とても新鮮でしたし、
この半年間で色々学ばせていただきました。
教える自信がついたので、次は塾講師ではなく家庭教師をしたいなと思っています。
勉強ができる子の親の共通点
私が思う、勉強ができる子(勉強に対して前向きな子)のご家庭の共通点は、
「親子関係が非常にいい」ということです。
これは長年、大手塾で勤務していた教室長も言っていた言葉です。
私はアルバイトなので、直接親御さんとお話しする機会はありませんでしたが、三者面談の様子を側から聞いてて感じました。
また、4年間家庭教師をしていた大学時代にも感じました。
高校生の生徒さんで、毎日のように自ら塾に自習に来て、学校の成績も良い子がいました。
最近は目標とする大学も決まり、
より前向きに勉強に取り組んでいました。
面談の際には、お母様だけでなくお父様も来られ、とても明るく朗らかで、家族仲の良さが伝わってきました。
毎回、授業の後にはアプリで指導報告を講師が行うのですが、
いつもお母様が
「本日も授業ありがとうございました!
皆さんのお陰で子供が前向きに勉強しています。
今後ともよろしくお願いします!」
などと感謝のコメントを下さるんですね。
そういうふうに感謝してもらえると、塾としても「この子のために私たちももっと頑張ろう!」と思えます。
きっと家庭では何でも話せる空気感があり、
ご両親が前向きに応援してくれ、
子供が安心して過ごせる環境があるんじゃないかと思います。
良好な親子関係と明確な目標があるからこそ、この子は前向きに頑張れるんだと思います。
よく東大合格者にインタビューしたら、
「親から勉強しろと言われたことがない」と
答えますよね。
「勉強しろ」とは言わないけれど、
子供たちが勉強したくなるように親御さんが色々工夫したり、たくさん褒めたり、
教育に関心を持ち、安心できる環境を与えてあげているんだと思います。
勉強だけでなくスポーツもそうだと思います。
大谷翔平選手のご両親が徹底していたことは、
「子供の前で絶対に夫婦喧嘩をしないこと」だったそうです。
ご両親は家庭の雰囲気をいつも朗らかにして、
子供たちが話したいことをなんでも話せる空気を作っていたそうです。
だからこそ、世界のスーパースター大谷翔平選手が生まれたんだと思います。
かたや、勉強があまりできない子・勉強に対して後ろ向きな子の親は
指導報告も既読にすらならなかったり、
コメントもくれなかったりします。
三者面談でも
「うちの子全然勉強しないんです」と後ろ向きな言葉が多く、親も子も笑顔がない
家では「勉強しろ!勉強しろ!」と怒っていたり、子供を突き放すような言葉を投げかけたり、怖いお父さんに子供が怯えながら勉強していたりするそうです。
子供は「なぜ勉強しないといけないのか?なぜ塾に行かないといけないのか?」意味を見出せていない
それではなかなか難しいと思います
子供の成績を上げたかったら、まずは
「親子関係を見直す」ということが大事なんじゃないかな〜と思いました。
そうは言っても、いざ自分の娘が中学生ぐらいになって勉強もせず、スマホばかり触っていたりしたら、ガミガミ怒りたくなってしまいそうですけどね
子育てって本当に難しい!
お読みいただき、ありがとうございました