しあわせを連れてきた赤ちゃん | しあわせなままママになる♡ママとこどものdiary

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乳幼児期の子育てをサポートするピースフルコミュニケーション協会代表
水田結のブログです。
二男三女5人の子育てや自分らしい!その子らしい!を大事にしたいママに、大分県中津市から全国へお届けします。

ソフトクリームおばさん
ペロペロキャンディーおばさん


と呼ぶ、わたしには見えない食べ物の名前がつくおばさんが、いつも近くにいた
ちょっと変わった5歳の女の子。



赤ちゃんのころは

“よく寝る子”
だったけど

寝るときには、いつもママの腕枕。



それは、わたしがそうしたかったから。



そう。その子は、我が家で1番最初に生まれた赤ちゃん。




生まれたその日の夜
透明のベビーベッドに寝かせられ
同じ部屋にやってきた。


ドキドキして ソワソワして

2864グラムの重さを
そおっと抱き抱えて

同じベッドに置いたら

もっとドキドキした。

ドキドキもソワソワも
止まらないから

全然眠れなかったけど。


そのドキドキとソワソワは
わたしが、この夜をずっと待っていたことを
教えてくれた。


ママになってはじめての夜は
しあわせでこころが震えた夜。




このちいさな子に

いい加減にしなさい

って


もう知らない

って

言う日が来ることを想像すらしてなかった。



そうだね

いいよ

大丈夫
 
いつも、そんな言葉ばかりを使いたかったのに


そうじゃないよ

ダメだよ

このままじゃいけない

そんな言葉に変わったのは
いつだったかな



はじめて叱ったのは
どんなことだったのか


その理由は忘れてしまうくらいのことだったんだ


次の理由も。


またその次の理由も。
 
わたしは忘れてしまったけど
ちいさな女の子も忘れるくらい
大したことじゃなかったら良いな


優しい声も厳しい声も

受け入れたり
跳ね除けたりしながら


いつの間にか

わたしの手のひらの大きさを追い越して

わたしの身長を追い越して


ねぇ ママ、パワーちょうだい!

そう言って、13歳になった女の子が
ぎゅっと抱きつくときには

わたしの方が抱きしめられてるみたいで
変な感じがする。


ソフトクリームおばさん
ペロペロキャンディーおばさんも
もう近くにはいないけど

だけど、やっぱり不思議な女の子で

“変わってる”って言われた!

って、うれしそうに話す。


わたしの知らないお友達と遊んで
わたしの知らない会話をして
わたしの知らない時を過ごす


その女の子のしあわせが
今日のわたしのしあわせであることに変わりはない。

◯しか描けなかったのに
大人みたいな絵を描くようになったよ


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