パナソニック製IH炊飯器の時計のリチウム電池交換 | じゃがものブログ

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10年前に購入したナショナルIH炊飯器が、いつの間にか電池が切れたみたいで、コンセントを抜くと時計がリセットされるようになってしまっていた。
メーカーに修理を頼むと何千円もかかるらしいので、自力で電池交換することにした。
危ないかもしれないので、良い子は真似しないで下さい。

★交換手順★
(1)底のネジ4本を外す

(2)後ろのネジを外し、カバー兼取っ手ストッパーを外す。写真は外した状態。
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(3)取っ手を、いちばん後ろまでまわして、外側に引っ張ると外れる。
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(4)前面の蓋開けボタン(全面IHと書いてある)を押しながら、カバーをずらしていくとスポっと抜ける。蓋開けボタン以外に引っかかるものはないが、結構固かった。
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(5)電池を見えるようにするため、ネジを4箇所外してヒートシンクを持ち上げる。ファンの下にもネジがあったので、ファンはまるごと取り外した。ヒートシンクには高圧注意の表示があるので事前チェックは必須。
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(6)電池を発見。そのまま電圧を測ってみると、0.066V。ダメダメです。
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(7)スポット溶接を無理やりはがして電池を取り外す。

元々の電池はCR2354(公称容量560mWh)。最初100円ショップを探したが、一番大きいものでもCR2032(220mAh)しか売ってなかった。
そこでホームセンターで、さらに大容量のCR2477(1000mWh)を買った。これに交換すれば、あと15年は使えるはず。
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(8)ビニールテープとかを駆使して、電池を無理やり取り付けた。
いい加減な取り付け方で強度は怪しいけど、組み立ててしまえば隣のコードリールの部品が支えてくれるので、たぶん大丈夫。
元通り組み立てて、動作確認完了。
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(補足)
今回は電池のスポット溶接を無理やり剥がしてテープで貼り付ける付け替えるという、超邪道でやってしまいました。
でも本当は、ハンダゴテを使って、電池ホルダーを付けたり、端子付きの電池(CR2354のFタイプ)を買ってきて交換するのが正攻法だとおもいます。ただ、端子を電池に直接ハンダ付けするのだけは避けたほうがいいと思います。

端子付き電池
http://industrial.panasonic.com/www-data/pdf2/AAA4000/AAA4000DJ99.pdf


スポット溶接を剥がすのは大変ですが、溶接されてる端子をマイナスドライバーで出来るだけ浮かせて隙間を作り、安物のニッパーの刃を隙間に挟み込んでスポット溶接部分を切るようにすれば剥がれました。

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