体調のこと ◉退院 5年記念◉ | SZ

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とある音楽家の地球生活のカケラたち




↑最近の板東靜です。
(人間スーツを脱いだ日)










#アメブロ さんが過去の投稿を出してくれる。
そう、9月は『髄膜炎』からの退院記念です。



(髄膜炎というのは、脳や脊髄を守る膜を
満たしている髄液が炎症を起こす病気です。)




今年で5年が経った。







毎年9月に退院記念の言葉を
書いていたから
今年も記録のために書いておく。




最近の体調については、
これまでにないアンバランスが生じて
また改めて暮らしや生き方を
再構築する必要を感じている。




それに関係することで、
5年前の髄膜炎の退院後に
いちばん大変だったことは
髄液の減少だ。


というのは、
入院前から何度も検査のために
髄液を採取したので
退院直前には、検査をするための
髄液さえなかなか取れないほど
すっからかんになってしまったのだ。



採取の仕方というのは、
ベッドに横向きに丸まって寝て
胎児のような格好になることで
背中の骨と骨の間に隙間をつくり、
脊髄の中に太い針を刺して
樹液のように髄液を採取する。



量が少なくなってくると、
ポトリポトリと溜まるのに
時間がかかるから、
背骨の奥に太い針を刺したままで
身動きできずに
終わるまで体勢をキープしないといけない。






そういう経緯で、退院後は
髄液が自然に増えるまで
背骨や脳の周りの水が足りない生活が続いた。


脳は重いから、水に浮かんでいないと
重力で落ちてくるので
視神経などが引っ張られるのが分かる。


30分以上、体を縦に起こすことができなかった。







長い説明ですが、
最近また(当時ほどではないけど)
脊髄の膜がやぶれて
髄液が漏れてるかも…となりました。






かも、というのは
確かめるためには、
脊髄に穴を開けないといけないので
検査により悪化してしまうから
生活ができるなら
何もしないほうがいいということ。





もともと人間離れした
強靭な健康体なので、
5年前の突然の大病や
その後の時折の不具合が出ることについて


身体細胞のバグだけのことではない、
といつも感じてる。




忘れている大切な何かを
思い出すため、また
知らないうちに生き方を
こじらしてしまったとき、
心身の声に寄り添えなかったとき、



そのメッセージの鐘🔔だと
感じるのです。






じゃなきゃ、地球の反応がおかしい、笑。

それか、音楽の呪い、笑。





スペインから帰ってから
板東靜の今の興味や
想いや意図を、自覚的にあえて
あまり発信してきませんでした。






それは、どうしてだろう?



言葉を忘れたからです。
姿を描けないからです。
灯台を見失ったからです。






それほどまでに、
私は私になって
この惑星に降り立ったのです。






そういえば
漫画の『進撃の巨人』の中で
'髄液'は
世界の歴史や種族を紐解く
重大な劇薬?宝?として
登場してました。



髄液は
自分という種のエキス。


なのか?






それを炎症させたり
足りなくなったり
漏れだしたり


している、この5年です。





でも、退院5年記念を迎えられたこと
なんだかんだでありがとう。






見守って、応援したり
フォローやサポートを
いつもありがとうございます。







髄液増やす方法って
こまめに水飲んで横になる、だけ。




だけど、
音楽の呪いや祝いは
水飲んで寝てるだけじゃ
遠慮なくどんどん
チャレンジけしかけてくるから。





そんな5年の記録。

あのときから5回目の記念。


東京で生きてるこの子。








これは誰だろう。

名はある。
言葉は、まだない。




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