「ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学」

岡嶋裕史著。


情報システムの開発現場に関する内容が詳しく書かれています。

内容は、技術の紹介や「システム開発とは何ぞや」というものではなく、

システムエンジニアやユーザの悩み、

システムの設計、開発、テスト、運用それぞれにおける現場の苦労や悩みが

一つ一つ描かれています。


購入した当初は上流工程の部分を重点的に読もうと思っていました。

しかし、読みすすめるにつれ、

そういう読み方だと、結局上流工程に対する理解も部分的になってしまい、

全体の中でどのような位置付けなのかを理解する必要があると思いました。


この本を読んでいて良かったなと思うところは、

内容がとてもわかりやすいということもありますが、

訳注が丁寧に細かく付記されているところです。


本によっては、文章中の訳注が、巻末や各章末にまとめて書かれているものもありますが、

そうすると何度もページをめくることにあり、少々面倒に思えることがあります。

(後でまとめて調べればよい話ではありますが。。。)

しかし、この本では各項目ごとに、細かく記載されているので、

ストレスがほとんどなく読み進めることができました。


第三部「ユーザとSEの胸のうち」では、小説の形をとって、

システム開発のプロジェクトにおける発言や心理状態が、

ユーザー側の話とSE側の話がページの上下に分割されて紹介されています。


「○○業界についてよくわかる本」という本がありますが、

SEを取り巻く環境や、仕事の進め方について理解を深めることができました。



こんにちは。こぐま部長(見た目)です。

年末年始は、帰省して、食べては寝ての繰り返しの結果、

お腹周りがより部長らしく?なってきた今日この頃です。


今回は、BABOKの和訳作業をしながら勉強している本について紹介します。


BABOKの「ば」の字もわからない状況とはいえ、

システム開発の上流工程に関しては最低限理解しなければと思い、

「はじめての上流工程をやり抜くための本」(三輪一郎著)の本を勉強しています。


本のタイトルに「はじめての…」とあるように、

上流工程について、非常に噛み砕いたやさしい言葉で述べられていて、

とても理解しやすく感じられました。


ただ読み進めていくと、

ヒヤリング時にどのような聞き方をすればよいのか、とか

投資の効果をどう説明すればよいのか、ということが詳しく書かれていて、

初心者のための入門書、というよりは

まさに「やり抜くためのガイドブック」という内容でした。


まだ読み進めている最中なので、本の内容についてはまた別途整理して紹介したいと思います。



あけましておめでとうございます☆

今年も引き続き、いろいろなことを学んでいきたいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。


さて、BABOKの翻訳をじわじわと行っているのですが、

今更ながら約300ページという量にちょっと不安感が生じ始めています。。。

BABOKの「ば」の字も知らず、ビジネスアナリシスのイメージもつかめない状況なので、

まずは目次にザーッと目を通すことにしました。


chapter1: Preface and introduction

chapter2: Enterprize analysis

chapter3: Requirements planning and management

chapter4: Requirements elicitation

chapter5: Requirements analysis and documentation

chapter6: Requirements communication

chapter7: Solution assessment and validation

chapter8: BA fundamentals

chapter9: Glossary


今、手元にあるBABOKはver1.6であり、chapter7,8は本文が作成途中という感じです。

まだまだこれから更新されるようですが、ここでは

BABOKを構成する知識エリアとしてchapter2~7までの7つが定義されています。



この中で「requirement」という単語が頻繁に出てくるのですが、

requirementとは何でしょうか?


requirementという単語自体を辞書で調べると、

「要求、要件、必需品」

という日本語が出てきます。

いずれも、似ているようでどこか似ていない感じがしていますので、

日本語の意味を調べてみると、


要求:必要である、当然であるとして強く求めること

要件:大切な用件。必要な条件。

必需品:ある事をするのになくてはならない品。常に必要な品。


要求と要件は一見すると同じような意味に感じるのですが、

日本語の意味を踏まえると、

必要なものとして強く求めること(要求)があって初めて

要件が存在するような関係にあると思いました。



ウェブ上で検索してみると、

システムをゼロから作り上げるプロセスの中で、

システムで実現したいと期待する機能を洗い出し、整理することを「要求定義」といい、

システムで実現する機能を定義することを「要件定義」というようです。



一方ビジネスアナリストという職種の普及を目指している団体IIBAにおける定義によると、

ビジネスアナリストという職業は

「ステークホルダー間の橋渡しとして、ビジネスプロセスとポリシー、情報システムを

変更するための「要件」を引き出し、分析し、伝達し、検証する」職業であるとしています。

これに即して考えると、requirementは「要求」という意味でよさそうです。



初めて接する言葉ばかりで戸惑うことも多いですが、

1つ1つわからないことを調べていって、BABOKに関する理解を深めたいと思います。


はじめまして!

私は今年コンサルティング・ファームに新卒入社した、こぐま部長といいます。


新卒なのに名前が部長なのは、見た目が部長だからです。

見た目は子供、中身は大人の名探偵コナンと逆バージョンですね。

はやく見た目と中身が伴うようにがんばっていきたいです。



このブログでは、私が最近隙間時間で勉強しているBABOKについて、

何を勉強し、何に迷っているのかを呟いていこうと思います。


BABOKとは、Business Analysis Body of Knowledgeの略で、直訳すると

ビジネスアナリシスに関する知識を体系化したものを指します。

BABOKは、カナダの国際非営利団体IIBA(International Institute of Business
Analysis)によって作成されたものです。もちろん全て英語です。


もともと英語はあまり得意ではないのですが、

「BABOKとは何ぞや?」

「ビジネスアナリシスって何?」

「BABOKを学ぶと何が得られるの?」

ということについて、英語と格闘しながらブログに紹介していきたいと思います。


これからよろしくお願い致します!