「ティッピング・ポイント・リーダーシップは、流行と「ティッピング・ポイント」にまつわる理論を源とする。その核心にあるのは、どのような組織でも、一定数を超える人々が信念を抱き、熱意を傾ければ、そのアイデアは大きな流行となって広がっていく、という考え方である。

 

このような現象を引き起こすためのカギは、拡散ではなく集中にある。

 

どの組織でも、業績にとりわけ大きく影響を及ぼす人、出来事、行動などが存在するが、この事実はまれにしか活かされていない。ティッピング・ポイント・リーダーシップは、まさにこれらの要因を活かそうというのである。

 

すべての経営資源に長期にわたって投資を行い、多大な反応を引き起こして、成果を上げようというのではない。従来の常識とは逆なのである。むしろ、組織内でとりわけ大きな影響力を持つファクターを見極め、それらを活かすことで、資源と時間を節約しようというのだ。

 

ティッピング・ポイント・リーダーは、変革への取り組みを大々的に行おうとはせずに、特定の分野に集中して行うという逆の道を選ぶ。

 

「若さと技量は、いかなるときも老いや不実に勝利する」というのは、果たして真実だろうか。けっしてそうではない。どれほど聡明な人々であっても、しばしば駆け引きや悪巧みの餌食になる。企業でも社会でも、組織政治は避けられない現実である。

 

一人で闘ってはいけない。上役も含めて、広くさまざまな人々を味方につけて、ともに闘うのである。

 

これまでの常識に従ってはいけない。あらゆる課題に同じだけの労力で対処する必要はない。影響力のとりわけ大きな要素に、集中的に働きかけるのである。」

 

ランダムハウス講談社「ブルー・オーシャン戦略」から抜粋して引用

 

業績不振から「V字回復」を果たした企業は

 

「何でも屋さん」から「強みを活かす」

 

「多角経営」ではなく「専門特化」

 

個人レベルで誰しも当てはまる

 

ということで

 

よろしゅうに