チャマス・パリハピティアVS萩尾望都 | Carlos Danger Is Here

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ヘイナーウ!

備忘録的なエントリーです。

 

SPACキングのチャマス・パリハピティアさんが、ポッドキャストで、現代のクレジットカードの支払い生態系システムはこれから崩壊していき(ネットワークを管理している会社が、2-3%の手数料をとっているから)、いわゆるクリプト系の支払いシステムに取って代わられるでしょう、と予言されていた。

 

長い時間をかけてシステム交代が行われるわけでなく、クレジットカードがあまり浸透していない後進国からクリプトシステムは爆発的に普及し、先進国にもその波がアッと言い間に押し寄せるそうじゃ。

 

マジかよ。俺、仮想通貨のこと、勉強していなかったので、これがどの程度リアリティーのある予言なのか、判断つかない。ビットコインは精錬するのにものすごい電力がかかるので、脱炭素化に進む世界においては貨幣の役は果たせないと、思い込んでいたのじゃが。ビットコイン以外のクリプト通貨って、電力を喰うのかな?

 

俺的には、個人のカネのやりとりは、キャッシュで全部まかなうのが一番シンプルで、匿名性も維持できるやり方だと思うのだけど、そういうこと言っていると昭和生まれとかバカにされちゃう?

 

もう一つ、昨夜、萩尾望都さんの「一度きりの大泉の話」を読んでいたら、なんだか凄く迫力があって、一気に読み上げてしまった。

 

俺は、萩尾作品は主な奴読んでいるけれど、少女漫画は体系的に読んでいないので、こーいう話があるとは知らなかった。

 

俺の大好きな映画に「アマデウス」というのがあって、これは芸術の創造という超大変なことのため生じる葛藤を、たまたま同時代に生まれたため競合しあうことになる二人の作曲家を通じて描いた作品。大泉の話というのは、その変奏曲的なものなのかも。俺は竹宮作品読んだことないので、どっちかがモーツアルトでもう一方がサリエリだ、ってことじゃないですよ。「一度きりの大泉の話」にもあるけれど、時代の最先端を行く才能が二人、同じところに住んでいたらイロイロなことがあって当たり前かも、ということです。

 

まーでも、萩尾先生は「王妃マルゴ」でキレッキレだったし、「ポーの一族」新しい奴、絵が超華麗だし、いまだバリバリの現役です。もっと、素晴らしい作品を読ませてくれないでしょうか、とファンとして考えます。できたら、SFものを。イヒヒ。どっとはらい。