格差ばかりが目に付く | Carlos Danger Is Here

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ヘイナーウ!

日経を読んでいましたら、「体験学・アイドル追っかけ中」という記事が載っていて、これは五十代の男の記者がAKB48とかのアイドル追っかけに情熱をもやしている、といふ体験について書いたもの。

 

以前も書いたが、日経の記者はやはり社会における勝ち組だ。中年すぎのおっさんにアイドルをおいかける経済的余裕があり、さらにそのことについて堂々と書いてしまう神経がすごい。

 

一方、日経の一面には「私立高、都が無償化へ」なんて記事が載っている。所得の格差広がりの潮流をひっくり返すため、政治家が社会主義的な政策をやっているわけだ。

 

今の世の中、やっぱ格差是正をやってこーというポピュリズムの勢いは、強まっていくのかも。でも、俺、そーゆー社会は好きじゃないなー。無償で私立高校にいけるのはすばらしーけど、これは金持ち層の税金を引き上げなければやっていけないわけで、そーゆーことを続けていると社会がギスギスとしてきて、階級闘争が激化しちゃうのでは。

 

つーことは、アイドルをおっかけているおっさんの行動というのは、格差ポピュリズムへの反抗、ととらえることができるのかもしれない。俺、おっさんだけどAKB48に入れ込む時間と金があるぞー、うらやましーだろと勝ち組ぶりをアピールすることは、政治的な意味合いがあるわけだ。

 

つーことで、アイドルのおっかけ、俺的には理解できない趣味だが、大いにがんばってやってくれ。