『思い出のレストラン』 | バトルロイヤルブログ~LOVE LETTERS

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はい、再びおじゃまします、KANです。
馬場くんの新作【LOVE SONGS】のなかから数曲について、こちょこちょと書かせていただいてます。

今回は『思い出のレストラン』。

おっ、ドゥービー? いや、フュージョンか? とイントロで緊張感を与えておいて、歌に入ればJ-POPカントリー的な? そんなギャプに逆に安堵感をおぼえます。こういう曲は「ウー♪」のコーラスが気持ちいいですね。ピアノとオルガンのフレーズの出し入れもグッドです。

このブログをお読みのみなさんにも、それぞれ“思い出のレストラン”があることでしょう。私もありますよ。小さい頃は母の実家がある東京に来る度に行っていたイタリアンレストラン。後になってわかったことですが、どちらかというと“高級”な類のお店で、それでも大学生の頃は、“勝負のデート”でここぞとばかりに有り金はたいて砕け散った、なんてこともありました。今でも年に数回、結婚記念日とか誕生日とかに行ってます。・・ってことは、もう40年以上、その店に通ってるってことか、すげぇなぁオレ。メニューもほとんど変わることなく、1960年代からのコックさんが今も現役でキッチンに立っているそうです。あ、私の話になってしまって申し訳なう (^o^)/

話を戻しますが、どうでしょう、この『思い出のレストラン』。

「環状線を右に折れて西へ」「海沿いのワインディングロード」などの歌詞から推測するに、たぶんそこは神奈川県の湘南エリア。イタリアン、それともフレンチでしょうか。テーブルにはろうそくが灯っているようです。

一昨年の『ラーメンの歌』の「駅前の角の並び 路地裏のラーメン屋」とは、いろんな意味で真逆のロケーションと言えるでしょう。この件について私は、馬場くんの行動範囲の広さと解釈していますが、いやしかし、『ラーメンの歌』を自分自身に置き換えて、「そうだ、そうなんだよ」と共感していたファンの方にとって、海沿いのちょっと素敵なワインディングロードにあるこのレストランは、ある意味“裏切り行為”ではないか、という解釈があるやもしれないことも否定できません。

ま、そんなことはどうでもいいとして、この曲に於ける私のフェイバリット・センテンスは「僕の中にいる君が 君の中の僕に会いたがってる」です。

極めて自分勝手な解釈でありながらステキに詩的で、それでいて哲学的なフレーズですね。

最後に余談ですが、9月中旬のある日、スタレビュさんと馬場くんと秦くんとのリハーサルのスタジオに向かう道すがら入ったラーメン屋さんのカウンターで醤油ラーメンを食べていると、店内の有線放送から「ぷわぃ~~♪」とブルーズハープのフレーズが流れ、「コレなんだっけ?」と思っていたら、『ラーメンの歌』でした。ラーメン屋さんでラーメンを食べながら聴く『ラーメンの歌』はかなり滲みますし、食べているラーメンもより味わい深いものになりました。

ラーメン屋さんで『思い出のレストラン』が流れてきたら、どんな感じになるんでしょうかね。それを経験するべく、これからもできる限りラーメンを食べて生きていこうと思います。

                        では、股。   KAN