さて、吉祥寺から新宿へ。
こまつ座の劇を観に。

昔の人の短歌で若い人が知っている短歌、というと、啄木が一番多いのではないかとあてずっぽうに思うのだが・・・。
「ふるさとの訛りなつかし
停車場の人ごみのなかに
そを聴きにゆく」
「ふるさとのやまに向かひて
言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな」
「はたらけど
はたらけどなおわが暮らし楽にならざり
ぢっと手をみる」
などなど。
実は私、一番上のふるさとの訛り懐かし、の歌を6年は学校行ってないから、小学校5年のとき習ったのかな、そのとき、
「停車場の人ごみの中にそを聴きに行く」の「そ」は訛りのことです、と先生がおっしゃったので、長い間、そ=訛りと長いこと思っていた。
「それを聴きに行く」と知ったのはずいぶん後だった。なんて余計なことだ。
さて、「石川啄木」に登場するのは啄木、妻節子、両親山西 惇と那須佐代子、妹深沢樹と金田一京助眞島秀和の6人。
前場と後場の間に休憩有。
この前と後ろで、大きく変わった。
後場が急に笑いが多くなった。
井上作品は全編を通して笑いが多いのが普通なのだが、これは前場ではほとんど笑いがなかった。
それが後場になると、とたんに笑いが多くなる。
いつもの井上作品らしくなり、笑い、笑い。
この作品は主人公のはずの啄木より、母のカツの存在がとても大きかった。
ぐうたら坊主の父親もどうしようもないのだけれど、なんか僧侶らしいわかったようなことをいうのでふきだしてしまう。
悩める啄木はずっと悩んでいたのか、私には存在感が薄かったような。
そうそう、金田一京助役の眞島秀和、山形の米沢出身。
なかなか素敵だった。
そうそう、この金田一京助の名前、「かねだ いちきょう・・・あれ、助が余った」と言った人がいたとかいないとか。
・・・孫の年齢だったら、彼の名前は知らないね、このネタももう意味わかんね、になるね。

芝居終了後、コレド室町テラスへ。
長女の勤務先のすぐそば。
台湾料理のお店。
富錦樹台菜香檳 フージンツリー、というのかな。
おいしかった!
去年台湾に行ったときもどれも美味しかったけれど、日本はとてもきれいに、あふれるほど盛り付けもせず、雰囲気がいい。
スタッフもにこにこしてとても感じがよかった。

台湾独特のお野菜。

思わず、層になったケーキかと思ったが豚肉。

美味しいものをいただきながら、たくさんおしゃべりをして、支払いは娘・・・。
もうそんな年になったのね・・・。ごちそうさま!