友人に誘われ久々の歌舞伎。

歌舞伎は指で数えられるほどしか見てない。

役者もあまり知らない。

そんな私が友人に誘われてふらふらと・・・。

 

緞帳が次々に上がる。

初めはただうっとりと眺めていたけれど、写真、写真なんて、最後の一枚だけ撮れた。

でも、ネットからお借りした方が全体が写ってきれい。

こうやって見ると、横巾が舞台の幅で縦が舞台の縦巾になるのですね。

あらためて大きな舞台、と感心する。

 

一枚目

横山大観 「霊峰飛鶴」

 

二枚目

中島千波「富貴花競苑図」

 

三枚目

田淵俊夫 「春秋」

 

東山魁夷 「朝明の潮」

 

? これは私が撮ったもの。大きすぎて半分しか写らない。

やはり、ネットの方が美しいので拝借しました。

 

歌舞伎「義経千本桜」は一番から三番まであるのだが・・・私たちは一番だけ。

平家物語は、能には30番ぐらいあり、よく上演されるし、謡も習っているので、とても身近なもので、しかも今回の場面は能では「船弁慶」と言う名で良く知られている。歌舞伎ではどんなふうになるのだろう、と興味があったが、ストーリーも全然違っていた。

以前、俊寛の歌舞伎をみたが、それは能とはそんな隔たりがなかったが、今回は「これぞ、歌舞伎だ!」という感じ。

歌舞伎はやはり動的で豪華絢爛、登場人物はみな生きてる、能は主人公は死者。

やはり、滅びゆく者への哀惜みたいなのが能なのでしょうか。

能とは全く違うストーリー、舞台装置、いろいろ面白かったです。

今回はそのほかに、幕の引き方の見事さとか、舞台の端で打つ拍子木の音(打ってる人は外国人のような?)なども感動してきました。

役者さんそれぞれ、すごい。

誘われなければいかないので、誘ってくれた友人に感謝。

 

幕間に3階の食堂でお食事。

誘ってくれた友人のお嬢さんがネットで注文してくれ、お代も彼女が払ってくれたのだとか。

前にお嬢さんが下さった券で友人と二人、多摩川を見下ろすところでご馳走になったことがあるのだけれど、母親である友人が「もっと豪華なものかと思った」と言ったらしく(よく言うね、私は言わないな、美味しかったし)、今回は一番高いもの、4300円をご馳走になった。

お礼になにか・・・と売店をみたが、友人もお菓子を買ってるみたいだし、一人暮らしにお菓子もなあ、と思い、「私、今リンゴジャムを作ってるから、それをあげようかな、と言ったら、それがいい!」と。

お嬢さん、ご馳走様でした!

このタオルのよだれかけみたいなの、別の友人が作ってくれた。

タオル一枚に紐をつけて首にかけると膝まで覆われるので、みんな、よくこぼすお年頃になったから、とたくさん作ってみんなにプレゼントしてくれたもの。

写真を撮って送ったら、とっても喜ばれて、一回しか着てない結城紬のアンサンブルをあげる、と。

とてもありがたいお言葉だが、熟慮した結果、私も今や、着物を着る機会がとても少なくなったので、せっかくいただいてもこれから何回着られるかわからないので、もっとお若い方にあげた方が着物、喜びます、とお断りした。

 楽しい一日をありがとう!

夫へのお土産。

 

自分の記憶にとどめるために、役者の名前も。

知盛 巳之助

義経 歌昇

武蔵坊弁慶 橋之助

静御前  左近

安徳天皇 坂東巳之助の長男守田緒兜(もりた・おと)くん(7)

(初舞台のようですが、よく通る、しっかりとした声でよく頑張りました!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年五月、カンヌ映画祭に日本人史上最年少、26歳での監督作品が選出されたという団塚唯我監督の作品。

 

 

彼の映画が渋谷のル・シネマで上映されるので観に行ってね、と知り合いに言われたのは、封切り前。

最初の日の客の入りで、その後上映を延長するか決まるので、出来たら10日に行ってね、と言われた。

でも、その日はあいにく予定があっていけなかったのだが、その後まもなく行ってきた。

 

時間より少し早めに着いたので、ロビーで待っていた。

売店ではこの映画のロゴの入ったグッズ、例えばトレーナーとか手提げ袋とかいろいろ売っていて、ポスターもいろいろあって、さすがだなあ、と思いながら眺めていた。

 

下の文はネットから拝借。

主人公の青年・蓮と、結婚を控え将来について悩む姉。そして母の喪失をきっかけに姉弟と疎遠になった、ランドスケープデザイナーの父。渋谷の街を舞台に、関係をふたたび見つめ直そうとする彼らを描く本作は、普遍的な家族の風景から、都市の再開発がもたらす影響までを繊細に描き出す。きわめて軽やかに、ただ、決して切実さは失わずに。観客に開かれた、新人監督の瑞々しい感性による新しいスタイルの日本映画が誕生した。

 

渋谷の街が変わっていく様子とこの家族の変り方を描いているのかなあ。

最初、家族四人で別荘にいく、という幸せなところから始まる。

ところが夫が仕事で海外にいくという話をすると、妻はあなたは仕事ばかりで、と離婚話でもされたような雰囲気になってしまう。

子どもたちと泳ぎにも行かないで、こんなふうに・・・。

 

そこからわからない78歳。

こんなすてきな別荘を持って、仕事バリバリやっている夫。

「妻よ、亭主元気で留守がいい、って言うじゃない?寂しくても少し我慢しなきゃ」なんてことを心の中で語りかける78歳のばあさんはこの映画観る資格ないかも♪

 

この子が主人公かな・・・。

けなげに生きている感じでおばあさん、心の中で応援してたよ。

 

というわけで、終わってからもなんか消化不良みたいな感じ。

でも、わが家で購読している新聞二紙では評判がいい。

映画が終わってから、渋谷駅近くの高層ビルでお昼を食べながら、夫にあれはどういう意味なんだろう、などと聞いたりして、そうか・・と思うことも。

 

やはり、おばあさんがすんなり理解できるようなもの、例えば「陽なたのファーマーズ」

フクシマの「希望」の映画 | 育ばあの日々

みたいなものは、今映画を観る人たちには人気ないんだろうか、と、思ったことでした。