近所の友人が、「こんな本、いらないかなあ、捨てるのもしのびないし、古本屋に持って行くのも大変だし、と、たくさんの本をくださった。
ありがたくいただいて、手始めに読んでみたのが上の本。
宮本輝の「田園発港行き自転車」。
宮本輝、ずいぶん昔、「錦繍」とか「優駿」とか読んだけれど、最近は全く読んでいなかった。
きっと面白いだろう、と期待しながら読み始めたのだが、・・・なんか不完全燃焼に終わった。
なんといっても、登場人物が多くて、名前が覚えられない!
下巻になってもどんどん人が増えていく。
相関図がないだろうか、とネットで検索したが、ないばかりか、「名前が覚えられないから相関図がほしい」というコメントがたくさんあり、へえ、若い人でもそうなのか、と驚きながら、私が覚えられないのは当然、と嬉しいばあさん。
舞台になった富山の入善町などの田園の風景描写がとてもきれい。
去年亡くなった友人の故郷は氷見。ご主人が描いた海の向こうに雪を抱いた立山の絵は素敵だった。
彼女が元気なときに、行って見たかった。。
・・・彼女とは国内外、いろんなところにいったが、氷見や入善町にもいけたらよかったな、なんて、思わせてくれた本でした。



