ある国宝展に出かけ、ショップコーナーで良い香りのお香を見つけた。
価格も手ごろな1650円で買おうとしたが、会計にずらーっと50人は並んでいた。
一緒の来ていた友人に遠慮して、買わなかった。
その後、雑多な商店街の小さな店で、伽羅のお香を見つけた。
白檀と迷ったが、白檀の香水を持っていたので、伽羅を選んだ。
密封されていて嗅ぐことも出来なかったが、少量で1900円なのは香りが良いからだろうと買った。
帰宅後に、伽羅を焚いてがっかりした。
香りが薄く、量も少なく、あっという間に燃え尽きた。
国宝展という場は、下手な商品は置かせてもらえない。
ブランドを信用するというのは、こういうことなのだと得心した。
それにしても、あの良い香りとあの量であの価格は、、、、、惜しかったと後悔している。